2015年10月28日水曜日

『Bocket(ぼけっと)』第2号・好評発売中です!



俳句集団【itak】です。

第21回イベントには発売が間に合わなかった、鴨々川ノスタルジア公式ムック『Bocket(ぼけっと)』第2号はただいま好評発売中です。

当会幹事である山田航責任編集、まちの風情をぼけっと愉しむ、すすきのの端を流れる鴨々川2.5キロの流域マガジン。
 
文学館のある中島公園を含むススキノのお話や書き下ろし怪談も収録しております。
税込定価1000円、以下の書店にてお求めくださいませ。
 
 
第10号まで、年に一度の刊行予定です。
第1号も絶賛販売中。

《店頭取扱い店舗》
・札幌市内コーチャンフォー 全店舗
・紀伊国屋書店 札幌本店
・三省堂 大丸札幌店
・三省堂 札幌ステラプレイス店
・文教堂 札幌駅前店
・文教堂 すすきの店(ラフィラ内)
・丸善 北1条通り店
・MARUZEN & ジュンク堂 札幌店
・市内コンビニエンスストア
  

2015年10月23日金曜日

第22回イベント トークショー『いま、狸小路があたらしい!』(再)


明治6年前後に誕生した狸小路は、全国の都市と変わりない駅前ゾーンと異なり、界隈性と独創性に満ち溢れ、歩くだけでも楽しいストリートです。私は昔から大好きで、この周辺にオフィスを構えて40年近くになります。
最近は、3代目、4代目の店主が登場し、商店街としても大きな転換期を迎えています。西の端っこや東の端っこにユニークな店が多く、またアーケードのない所にも狸小路ならではの魅力が満ちています。そんな老舗商店街の今を、歴史をひも解きながら隠れたエピソードと共に語ってみたいと思います(和田由美)。
  
  <第22回俳句集団【itak】イベントご案内>

*と き  平成27年11月14日(土)
       午後1時~4時50分
*ところ  北海道立文学館
      (札幌市中央区中島公園1番4号)
*参加料 一般500円、高校生以下は無料

●第1部  トークショー
       『いま、狸小路があたらしい!』
       トーク 出版「亜璃西社」・エッセイスト
             和田 由美

●第2部  句会(当季雑詠2句出句)

●懇親会のお申し込みもお受けしております(詳細以下)。
 詳細お問い合わせはEメール

itakhaiku@gmail.com)へ。
 

◆イベント後・懇親会のご案内◆

今回の懇親会は瀬戸優理子さんの現代俳句新人賞受賞祝いと忘年会を兼ねて開催します。懇親会は通常通り、イベントへご参加くださった方のみのお申込をお受けします。

 会場:札幌パークホテル ピアレ(2階席) 札幌市中央区南10条西3丁目
 時刻:17:30~19:30
 会費:3500円(飲み放題つき)
   ※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。
  ※中高生、小学生はお問い合わせください。

準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
懇親会申し込みの締切は11月10日とさせて頂きます。
以降はお問い合わせください。
 
 

2015年10月21日水曜日

俳句募集イベントのお知らせ~松尾芭蕉の台北風景~

 
俳句集団【itak】です。
北国からは遠く台北から、俳句募集イベントのご案内をいただきましたのでみなさんにお知らせします。
 
臺北市政府觀光傳播局の運営する、「台北友街(まちまち)~友達がいる台北町~」ではFaceBook企画「松尾芭蕉の台北風景」と題する俳句募集イベントを開催中です。以下は概略、詳細はHPにてご確認ください。
また投票にはFBのアカウントが必須となります。ご了承ください。


台北友街~友達がいる台北町~ http://japan.travel.taipei/index.html

◎応募内容      
「台北友町」サイトでは、台北の旅行情報をテーマで詠んだ未発表の俳句を大募集!応募頂いた俳句はFBのいいね!によって人気投票し、一番人気があった作品を詠んだ友達に、東京(成田)―台北の無料往復航空券をプレゼントします!また、応募頂いた俳句の中からもう一名を抽選し、同様に、東京(成田)―台北の無料航空券をプレゼント!
      
◎応募資格    
日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。       

◎応募期間     
2015年9月22日(火)~11月15日(日)
 
◎応募方法 
HP上から必要事項を入力の上、応募してください。http://japan.travel.taipei/events_2.php


 

2015年10月18日日曜日

『ゆっきーが読む』~第21回の句会から~ (最終回)


『 ゆっきーが読む 』 (最終回)
 
~第21回の句会から~

安 藤 由 起
 
 
 キャタピラの跡八月の濡れた砂    藤原 文珍

句をつくるとき、「説明しない」ように気を付けている。説明の句ほどつまらないものはない。が、気を抜くとついやってしまう。一切の説明を排したことで生まれる、無機質さの中の生々しい気配に心惹かれる。


 影のないおとこ四五人風の秋     信藤 詔子

影のない男とは、故人のことだろうか。そして、秋の風ではなく、風の秋。風の吹きすさぶ中で、男たちは何をしているというのか。句意は正直よく掴めないが、俳句という短い詩形ゆえの広がりが、読み手の想像力をかきたてる。
 
 
 唸り出すロボット掃除機日短か    遠藤ゆき子

使ったことはないが、決まった時間になると勝手に掃除を始め、終わると自分で定位置に戻っていくらしい。健気に働く姿がかわいいと人気だ。日も傾きかけた頃、突如として開始された掃除に驚く様子が伝わってくる。


 パンストのパンより秋の深まりぬ   青山 酔鳴
 
「〇〇から△△が始まる」系の類想・類句は多そうだが、「パン」はおそらく初めてじゃないだろうか。生身の人間の生態を句に落とし込む、独特のウィットが見事。今年も「パン」から秋が深まってきた。
 
 
(了)

 

2015年10月16日金曜日

『ゆっきーが読む』~第21回の句会から~ (その2)


『 ゆっきーが読む 』 (その2)
 
~第21回の句会から~

安 藤 由 起
 

 柿くってぼんやりしている一日中   トモヤックス

ある意味、一番衝撃を受けた句。確信犯的な投げやりさ加減が20~30代男性の作品かと思ったら、最年少参加の小学生のものだった。柿食へば鐘が鳴るなり・・・
の現代版とでも言うべきか。柿のおいしさにスポットを当てつつも虚無感を漂わせ、おまけに時間経過まで表現するのだからすごい。


 桃すする血は濃淡をくりかへす   橋本 喜夫

「あなたは半年前に食べたものでできている」という書籍が売れているとか。たっぷりの水分をたたえた桃が体内に吸収され、やがて血となり体内をめぐる。医療従事者らしい視点が面白く、「すする」という表現にも勢いがあって好きだ。アレルギーで桃が食べられなくなって久しい自分としては、恨めしい限りだが。


 蓑虫の蓑言の葉を紡ぐごと     栗山 麻衣

今年の夏、実家の車庫に蜘蛛が大量発生した。ぐるぐる巻きの糸の中に、オレンジ色が透けて見える直径5mmほどの卵塊を割りばしで何個も取った。中身のことを考えると、気持ち悪い。しかし、子を成すために懸命につくったものだ。掲句もそんな愛の形を写しとったのかもしれない。


 
(最終回につづく)

 

2015年10月14日水曜日

『ゆっきーが読む』~第21回の句会から~ (その1)


『 ゆっきーが読む 』 (その1)
 
~第21回の句会から~

安 藤 由 起
 

日一日と昼が短くなる秋は、なんだか「暗い句」が多いなぁ~。投句一覧を眺めているうちに、そんな感想を持ちました。陰気な句が好きな安藤が気になる10句を選びました。
 
 
 古書店の奥に河童の棲むところ   ふじもりよしと
 

河童ってどこにいるのだろう。かっぱ寿司の地下厨房と定山渓温泉(※カッパがシンボル)には絶対いるとして、街中なら古本屋が断然ピッタリくる。河童と古本屋。やたらと親和性を感じてしまうのは、世間から隔絶されてひっそり棲息する様が似ているからか、それともカッパ似の店主が多いからか。



 右の目が痙攣していた菊人形   福井たんぽぽ

ホラー小説家・倉阪鬼一郎の「怖い俳句」(幻冬舎新書)を読んだ。「貌が棲む芒の中の捨て鏡」(中村苑子)など、芭蕉から現代に至るまで、さまざまな「怖い句」を拾い集めた力作だが、掲句もそれに匹敵するレベルだろう。エッジの効いたシュールな句を得意とする作者。脳内で映像化された菊人形の顔がまことに怖い。


 もつれずに風わたらせる秋桜    大槻 独舟

コスモスの茎はよくできている。細い割に丈夫で、しなやか。素手ではうまく手折れない。太いのにすぐヘタるガーベラの茎とは真逆だ。そんなコスモスの群生が風に吹かれる様を「もつれずに」と詠んだ。簡単そうな表現に見えるけど、普通には決して出ない。繊細な観察眼をお手本にしたい。

 
 
(その2につづく)

 

2015年10月13日火曜日

『ゆっきーが読む』は明日から!


俳句集団【itak】事務局です。

風台風に見舞われた北海道、自然とはなかなか厳しいものです。

おなじみの『読む』シリーズです。
明日の夜から『ゆっきーが読む』をアップします。

第21回俳句集団【itak】の句会には今回98句が投句されました
(投句49名のご投句で、選句50名のご参加でした)。
その中から安藤由起が毎回心の赴くままに選んだ句を読んで参ります。

前回同様、ネット掲載の許可を頂いたもののみを対象といたします。
掲載句に対して、あるいは評に対してのコメントもお待ちしております。
公開は明日10月14日(水)18時からです。ご高覧下さい。

☆安藤由起(あんどう・ゆき 俳句集団【itak】幹事・壺、群青 札幌在住)



2015年10月11日日曜日

俳句集団【itak】第21回イベント抄録②



俳句集団【itak】第21回イベント抄録②


『鴨々川ノスタルジアってなあに?』 

~八木一紅女の世界~

 2015年9月12日 札幌・道立文学館
 
 

 続いて歌人・山田航さんによる、札幌の下町情緒を写し取った俳人・八木一紅女の紹介です。


◇八木一紅女の世界

<本名は敏(とし)。1897年(明治30年)~1977年(昭和52年)。室蘭市に生まれ、札幌市中央区、現在のZepp札幌付近にて生涯を過ごした。1923年(大正12年)に句作を始め、「ゆく春」に所属。室積徂春に師事。すすきのの情緒を描き続けた俳人で、句集に『花冰』『紅提灯』がある。小原流華道の師範でもあった。戦後の札幌画壇を牽引した画家、八木保次の母>。
 Bocketに、【itak】幹事の青山酔鳴さんに句集「花冰」の書評を書いてもらいました。
このひとの子供がススキノ生まれススキノ育ちの八木保次というおしゃれでかっこいい画家で、その人のことを調べているうちに知った。僕は浅草の情景を描いた久保田万太郎の句が好きなんですが、八木一紅女はススキノの情緒を描いたと感じた。

<薄紅抄 大正14年~昭和7年>

 泣きやみて耳すます子に蟬時雨
 クリスマス雪となりけり待ち侘ぶる
 祖母と寝し子に蚊帳吊つてやりにけり
    旅芸人の子にそゞろ哀れを覚えて
 子鴉の甘へて見たき頃なるに
 手毬唄うたふてやれば弾みけり
 外套に埋めし襟や雪眼鏡
 柚子湯の香肌に移りし寝ごころや

 「子鴉の甘へて見たき頃なるに」の前書きを見ると、旅芸人の子がいるような環境だった。

<白椿抄 昭和8年~昭和15年>

 アイスクリン甚平の子も買つてゐる
 廻りめぐりて水にも飽きし日傘かな
 福引やこよりの端を染めし紅
 人の世を踊りつくして蝶々かな
 凉み台肩の細きを言はれけり
 洗ひ髪いつも若いと言はれけり

 なんとなく下町情緒がある。「人の世を踊りつくして蝶々かな」は青山酔鳴さんの書評、タイトルで取り上げた。この句に限らず、蝶々の句が多い。八木一紅女自身は芸者さんとかいうわけではないが、そういうイメージが出てきてもおかしくない作品。「涼み台~」や「洗ひ髪~」など色っぽい。

<(白椿抄続き)>

   美人画に題して
 女のよわさ絵にうるはしや春の宵
 狂乱の果ての死思ふ黒鳳蝶
 クツションの残り香甘き春の夜や
 牡丹雪一片黒き思ひあり
 椿散る哭け黒髪のとくるまゝ
 紅梅や橋の彼方の廓の灯
 淡雪や淋しがらせる唄が好き
 黒百合や我が夢の花いとし夢

 美人画に題してのことわり書きがある。絵が好きだったみたいで、絵を題材にした句も多い。それで息子を画家にしたのかなとも思う。「紅梅や」の句は今も情景が浮かぶ気がする。この橋はどこの橋だろうと。ひょっとしたら鴨々川にかかってる橋ではと思う。ススキノならでは、ススキノじゃなかったら生まれなかった。

<花壺抄 昭和16年~昭和19年>

 花びらに触れむとすれば薔薇消えぬ
 野菊乱れぬかりそめの夢追へるにや
 洋車呼べば何か寒げに答へ来る
 雲の峰勝たねばならぬモンペはく
 流星や今宵もうたへ恋の歌
 虫の闇紅提燈をともさばや
 美しき夢の燈ともす螢かな

 「勝たねばならぬモンペはく」など完全に戦時中ムードの俳句もある。一方であでやかな花の句もある。「花びらに触れむとすれば薔薇消えぬ」。あでやかだけど幻のようでもある。このころの一紅女の俳句は夢幻的。夢を見ているような。「紅提燈」の「ともさばや」はともしたいという意味だが、紅提燈もすごくよく出てくる。紅提燈ばかり並んだところもある。新たな季題としてみてはどうかという提案もしています。飲み屋の赤提灯とはちがって、夏祭りで子供に持たせるような、子供が持つ小さな提燈。紅提燈には夏祭りのにぎやかな風景がうしろにあるんですね。

<埋火抄 昭和20年~昭和33年>

 紅提燈ゆるる細みちこみちかな
 埋火や激情人を狂はしむ
 胸の燈がふつとともりぬ紅提燈
 誰れも知らじ胸に燃えゐる椿なれば
 紅の紐とけば凉しき面輪なる
 女泣いて帯や崩れん夏の露
 花燈籠かそかにゆるる女かな
 みどり髪月の泉にしたたりぬ

 戦後の作品です。ここに紅提燈がけっこう出てきます。「埋火や~」は非常に熱い句、「誰れも知らじ~」なんかも胸に秘めたものがある。この時期にこういう句が増えた理由は分からないが、戦後まもない時期だったというのが関係しているかも。ボケットの中でも、戦後まもないころのススキノの話を聞いたりとか、場合によっては、そのころの写真が見つかったりすることもある。急激に街が変わっていった時期。ススキノの街の変化というのも、このころの作風の変化に関係あるかなとも思う。「女泣いて~」「花燈籠~」「みどり髪~」若い女性を思わせる。こういう句は一紅女自身だけではなく、芸者さんや遊女さんの姿が背景にあるのかもしれないと思う。

<紺青抄 昭和24年~昭和31年>

 塗下駄のほのめく桜月夜かな
 にじり寄る膝のまろさよ京簾
 買物籠の中にも春の霰かな
 誰か呼べる声ぞはるかに紅提燈
 紅提燈ともすこの子も夢の子よ
 ゴム風船金魚屋も並ぶ春の町
 咲き狂ふ七つのゆめの花氷
 帰る人来る人にゆるるまゆ玉よ

 どこか下町情緒がある。「買物籠~」など生活に密着した句もある。また紅提燈の句も出てくる。このあたりから分かるように、一紅女が詠む紅提燈は夢の中のこと。遠い記憶の中の象徴として出てくる。いつか出会った人だけど、いつか別れた人。一度出会って、もう会うことも無い人。そういうのが紅提燈に象徴されている。「ゴム風船~」下町の状況。「咲き狂ふ~」はお花を氷に閉じ込めたもの。


◇まとめ

こういう都会では生まれない、かといって農村でも生まれない。ススキノという場だから生まれた、そういうモチーフが一紅女にはたくさん出てくる。俳句という文学を考える上でも、自分の育った町と対話する、自分にしか詠めないモチーフを積極的に詠もうとする、そういうのは一紅女さんに学べるところがあるんじゃないかと思う。そして俳句は下町情緒とも相性の良い文学。札幌にもこういう作品があったということで、みなさんに紹介したく思って、今回お話させていただきました。

(了)
※鴨々川ノスタルジア2015は好評のうちに終了いたしました。また来年の企画を楽しみにお待ちくださいませ。 http://kamokamo-do.com/?p=1572 
 


☆抄録 栗山麻衣(くりやま・まい、俳句集団【itak】幹事・銀化、群青)
 
 

2015年10月9日金曜日

俳句集団【itak】第21回イベント抄録①


俳句集団【itak】第21回イベント抄録①


鴨々川ノスタルジアってなあに?
 

~鴨々川ノスタルジアとBocket~

 2015年9月12日 札幌・道立文学館
 
 
 
★中島公園とすすきの周辺を舞台にしたイベント「鴨々川ノスタルジア」(通称・鴨ノス)。今年は10月2~4日に開催されました。その内容や狙いをゲスト3人(石川圭子・土肥寿郎・山田 航)に語っていただきました。
 
着物で漫ろ歩き 鴨々川ノスタルジア⇒ http://kamokamogawa-nostalgia.net/ 
 

◇鴨ノスは2014年に勃発
 
 石川 鴨々川の近くで古民家、芸者の置屋さんを改造したギャラリー、鴨々堂の女将をしています。鴨ノス、具体的には、一昨年に山田航君と友達になってから動き始めました。
 
 山田 石川さんとお話ししていて、ススキノという地域の見方が変わりました。歓楽街だと思っていたのですが、中島公園やススキノをじっくり歩いてみると、実はお寺がたくさんある。浅草みたいなところだなあと。
 
 石川 明治20年から30年の札幌の中心部の地図で鴨々川を見ると、道庁まで新川というのが伸びている。歩いて「新川」を探したという記事を、航君が道新連載の「モノローグ紀行」で書いてくれて。通常の展覧会もしつつ、そうした札幌の歴史をアートで伝える活動もしていました。そんな中、パークホテルさんが50周年ということで「地域で何か盛り上がることをやりたい」と声を掛けてくださったんです。そこでホテルの人や航君など4人で「新川」を求めて、豊平川の水門から歩いてみました。寺町など札幌ではないような空間になっていて。何処の地域に来たんだろうみたいな感じを受けて・・・。こうした札幌の歴史を探って紹介するイベントをやってみては・・・となったんです。
 
◇Bocket(ボケット)誕生

 山田 「Bocket」はイベント「鴨ノス」の公式ムックという位置付けの雑誌で、僕が責任編集をしています。寿郎社を巻き込んで、出版することになりました。

 土井 巻き込まれた土井です。寿郎社という出版社をしています。
 
◇イベント紹介

 石川 イベントは、札幌の歴史を探り、紹介するという骨格に肉付けしていきました。

 ● お寺で体験講座。 これは切り絵などをしました。

 ● お寺で木魚ライブ。 音楽ライブなんですが、前列50人の人が拍手の代わりに木魚を叩きます。これは異常な盛り上がりを見せました。

 ● 札幌芸者衆の踊りを見る会。 ススキノは昭和6年に官営の遊郭ができまして。8軒の割烹があって、その外にさらに置屋がありました。今も札幌は10人ぐらいの芸者さんがいて、今も踊りや歌とか稽古してるんですが、お座敷があまり無くて、なかなかお披露目の場が無いという話を聞きました。そこでお寺で披露していただくことになりました 。

 ● お寺で怪談朗読会。 札幌の文壇で活躍している人、地域にまつわる人に怪談を書いてもらい、朗読してもらう。札幌の歴史を伝えると共に、作家さんを知ってもらう試みでもあります。

 山田 去年は乾ルカさんや立原透耶さんにも書いてもらいました。乾さんはホラーなんかも書いていて、直木賞候補にもなった方です。

 石川 立原先生は中国語の先生で、コバルト文庫にも書いている方。去年は山田航君にも書いてもらったんだけど、航君にとっての怪談って不思議だなあという感じで、航君の作品はなんかほのぼのする話でした。

 山田 書き手としてはイマイチだった(笑)。

 石川 今年は立原さんと乾さんに加えて、北大路公子さんに入ってもらいました。

 山田 北大路さんはひたすら飲む泥酔エッセーで人気ですが、もともと小説家。

 石川 去年はみんな手探りでしたが、今年は感覚をつかんで気合い入ってる。こないだゲラが上がってきて読みましたが、怖かった。鴨々堂を閉めて帰る時も困りました。 

 ● なりわい村

 石川 それから、中島公園では「なりわい村」というイベントもします。南京玉すだれ紙芝居などをします。ほったて小屋をたてるんですが、それは古材を使っていて、札幌市内で1番ゴミが少ないイベントです。命名は航君。

 山田 もともとは「昭和の仕事」という本をヒントにしています。高木護という詩人に聞き書きした本です。彼は貧乏でいろんな仕事をしていて、絶滅してしまったような仕事もしたんですね。こういうのやったら面白いんじゃないかと。

 石川 わたしは以前INAXという会社に勤めてたんですが、これからは日本経済は縮小すると思ったんです。どの会社なら安全ということもない。会社は統合されて、わけわからない会社になるなら、ここで働く必要は無いなと思ってドロップアウトしました。昔の仕事は今で言うとその日暮らしに見えますが、身の丈に合った働き方だと思います。そういう思いもあって、なりわい村というのが出てきた気がします。

◇鴨ノスとは

 石川 鴨ノスは「大人の文化祭、地域の文化祭」。やりたいということの受け皿になっていければと思っています。ボケットも本にして記録に残すことで共有する。地味だけど、文化に力を入れています。私にとっては鴨々川ノスタルジアは、学びの場。本を作るなんて1ミクロンも考えたことない人生でしたが、ボケットも作ってます。こうした活動が新たな「札幌学」というような分野を開拓して、イベントにかかわる人たちの知的好奇心も満たされていく。本年度からは札幌市観光局もかかわります。札幌シティガイドで検定とった人にガイドしてもらうツアーをやります。これは鴨ノスの2~4日だけではなくて、9月2日から10月いっぱいまで。

中島公園・すすきのの各所を巡るガイドツアー⇒ http://kamokamogawa-nostalgia.net/guide/




◇ひと休みの質疑応答


 Q 鴨々川の近く、100メートルぐらいのところに住んでいます。ある時、興味を持って札幌市に聞いてみたんだけど、河川登録上は鴨々川という川は無いという答えだったが・・・

 石川 鴨々川は豊平川の分岐点から創成川の始まるところまで2.5キロ。札幌は数千年前まで海で、南区は海牛の化石が出てきたりします。それがだんだん円山は湿地帯だったりして、だんだん大地が乾いていて。豊平川から鴨々川の支流が3本ぐらいありました。セイコーマートの裏の道も川だったんです。子供が流されるぐらいのけっこうな水量だった。物流の運搬のために創成川が作られて。鴨々川に注目しているのは、物流運搬で活躍したということもある。中島公園の菖蒲池、川から運搬してきた材木をためておく貯木場だった。川を知ることで、札幌がどうできあがっていくかを見ていける。

 Q ススキノも実際に芒原だった。20~30歳上の人に話聞くと、いろいろある。円山は維新の人達が入ってきて、京都を懐かしんでいたとか、碁盤の目にしたのもそうだとか。花街も。鴨々川も、京都の鴨川から来ていると聞いた。

 石川 京都の鴨々川説もあれば、アイヌ語という説もあります。碁盤の目、京都を模倣しているという話もありますね。

◇Bocketとは 

山田 Bocketはイベント紹介のムックですが、イベント紹介以外の記事もたくさん入っています。第2号、本当はきょう販売するつもりでいたのですが、叶わなかった・・・。第2号の特集は札幌、京都の歩き比べです。似ているのか。伏見や円山という地名もあります。それと鴨々染という染め物の話です。

 土井 取材の結果、札幌と京都は似ているんですか。

 石川 それ言うとネタバレかなと思ったんだけど、実はあまり似ていなかった・・・。

 山田 それはさておき、鴨々川も染め物をしていたんです。友禅染は、川で布を洗うという必要があった。札幌でも鴨々川で布地を洗っていたらしいというのを聞き、そこから染め物について調べてみよう!となった。札幌の歴史を、ファッションや服飾から着目するというのは無かったんじゃないかと思いました。京都で友禅染の話を聞いてきました。
そして表紙の写真。猫ちゃん。佐藤 準さんという札幌在住の写真家さんも巻き込んで。

 土井 聞いたことあるひとはいないかもしれません。元ススキノのキャバクラの黒服。40年以上、札幌の路上で写真を撮っているひと。ものすごくうまい。犬猫の目線で、誰もが知っているけれども、誰も見たことの無い札幌を撮る。鴨々堂でも鴨ノスの期間中は写真展をやります。

 石川 札幌、中心街の見方が変わるのではないか。


◇Bocket2号、特集はお坊さんの開拓史

 山田 続いてはお坊さん達の開拓を探るという特集です。ススキノのお寺の特集だった第1号の延長線上。明治期にお坊さんたちがどのような活躍をして、どのような闇があったのか。

 石川 鴨ノスに加わってくれている新善光寺さんも東本願寺さんも徳川お抱え、徳川寄りのお寺だった。そこから北海道の歴史がつながってくる。

 山田 アイヌの歴史も絡んでくる。東本願寺で見つかったのが錦絵。国道230号のもとになった道はお坊さんが開いたんです。


 石川 明治3年から4年の1年間で103キロ。伊達市から平岸天神まで。お坊さんたちが、道を切り開く様子をPRするために記録した錦絵19枚が出てきた。絵は好き勝手描ける。北海道博物館では夷酋列像展もありますが、和人に味方したというアイヌの人々の絵もある。アイヌ側から見ると問題作。

 山田 和人がアイヌを利用してきた歴史。話は少しずれますが、寿郎社からはアイヌの民話集もそういえば出ます(ウレシパ物語・9/12刊行)。


◇民話集

 
 土井 鴨ノスと直接関係ないんですが、日高、胆振地方のアイヌの民話を意訳した本が出ます。アイヌ民話は直訳すると難しい。でも、訳者の富樫利一さんはいわゆる和人なんですが、アイヌの民話を自分なりの言葉で現代語訳して子供に聞かせていて、子供の食いつきもすごいんです。研究者からは目の敵にされているけれども、エッセンスを伝えるには良い。話を戻すと、お坊さんたち、幕府側の東本願寺が北海道の開拓をしたかというと、明治政府にいい顔をするため。

 石川 幕末はお寺、檀家も大変だった。明治政府は自分達に寄ってこない人はじゃま。徳川寄りは目の敵にされていた。自分達の宗教を守るため。明治政府が「道作ってこい」って行ったら「はい行きます」と。

 山田 明治国家が国家神道の政策。お寺になるか神社になるか選べとかも。

 石川 札幌は豊川稲荷。駅前通りの鳥居。神社でもあるけど、お寺でもある。

 山田 京都の八坂神社も幕末まではお寺だった。明治政府の政策で神社を選んだ。

 土井 錦絵も我々はこんなふうに道を開きましたと世間に知らしめるための絵。アイヌの人たちもこんなふうにひざまずいて、ありがたがっているんですよと。今の時代はこのままでは公開できないと言って、ボケットでの公開も東本願寺のエクスキューズがたくさん付いています。

 石川 錦絵、浮世絵は情報展開するためのメディア。研究すると面白い。

 土井 Bocketには5枚載せている。24日発売。コンビニでも買えます。

 石川 錦絵は2、3、4日は東本願寺札幌別院でパネル展示します。


◇Bocket Map (ボケットマップ)


 山田 あとはボケットマップ。鴨々川流域の名所、観光地も紹介している。

 石川 お寺ばかり出ています。唯一お寺じゃないのは白虎隊の話。

 山田 白虎隊の生き残りの一人がススキノに住んでいた。

 石川 首切ったけど死にきれなかった人。飯沼貞吉鴨々堂のすぐそばに石碑あるので、それも触れています。ボケット3号とかでもっと掘り下げられれば。



鴨ノス公式ムック・Bocket⇒ http://kamokamogawa-nostalgia.net/bocket/
※市内書店・コンビニエンスストアのほか寿郎社でも通信販売しております。
 
鴨々堂⇒ http://kamokamo-do.com/
 

☆抄録 栗山麻衣(くりやま・まい、俳句集団【itak】幹事・銀化、群青)
 
 

2015年10月7日水曜日

第22回イベント トークショー『いま、狸小路があたらしい!』




明治6年前後に誕生した狸小路は、全国の都市と変わりない駅前ゾーンと異なり、界隈性と独創性に満ち溢れ、歩くだけでも楽しいストリートです。私は昔から大好きで、この周辺にオフィスを構えて40年近くになります。
最近は、3代目、4代目の店主が登場し、商店街としても大きな転換期を迎えています。西の端っこや東の端っこにユニークな店が多く、またアーケードのない所にも狸小路ならではの魅力が満ちています。そんな老舗商店街の今を、歴史をひも解きながら隠れたエピソードと共に語ってみたいと思います(和田由美)。

 
 
 

  <第22回俳句集団【itak】イベントご案内>

*と き  平成27年11月14日(土)
       午後1時~4時50分
*ところ  北海道立文学館
      (札幌市中央区中島公園1番4号)
*参加料 一般500円、高校生以下は無料

●第1部  トークショー
       『いま、狸小路があたらしい!』
       トーク 出版「亜璃西社」・エッセイスト
             和田 由美

●第2部  句会(当季雑詠2句出句)

●懇親会のお申し込みもお受けしております。
 詳細お問い合わせはEメール

itakhaiku@gmail.com)へ。
 
 
 

2015年10月5日月曜日

第22回俳句集団【itak】イベントのご案内


俳句集団【itak】事務局です。
秋真盛り、食べ物がおいしい季節になりました
第21回イベントには58名のご参加をいただき、
ありがとうございました。

トークショー『鴨々川ノスタルジアってなあに?』はいかがでしたでしょうか。
ご感想などお寄せいただければ幸甚です。

抄録は【itak】ブログにて近日公開予定です。
またブログでは皆さんの各種ご寄稿・情報もお待ちしております。
 
 
下記内容にて【itak】の第22回 トークショー・句会を開催いたします。
どなたでもご参加いただけます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
第一部のみ、句会の見学のみのご参加も歓迎です。
実費にて懇親会もご用意しております。お気軽にご参加ください。
 

◆日時:平成27年11月14日(土)13時00分~16時50分

◆場所:「北海道立文学館」 講堂
     札幌市中央区中島公園1番4号
     TEL:011-511-7655


■プログラム■

 第一部 トークショー

 『いま、狸小路がおもしろい!』
 
 お話 出版「亜璃西社」・エッセイスト 和田 由美

 第二部 句会(当季雑詠2句出句3句選句)

 <参加料>
 一   般  500円
 高校生以下  無  料

(但し引率の大人の方は500円を頂きます)

※出来る限り、釣り銭の無いようお願い致します。
※イベント後、懇親会を行います(実費別途)。


 会場手配の都合上、懇親会は事前のお申し込みが必要になります。
 会場および会費など、詳細は下記詳細をご覧ください。


■イベント参加についてのお願い■

会場準備の都合上、なるべく事前の参加申込みをお願いします。
イベントお申込みの締切は11月12日とさせて頂きますが、締切後に参加を決めてくださった方もどうぞ遠慮なく申し込み下さい。
なお文学館は会場に余裕がございますので当日の受付も行います。
申し込みをしていないご友人などもお連れいただけますのでどなたさまもご遠慮なくお越しくださいませ。



お申し込みには下記のいずれかを明記してくださいませ。
①トークショー・句会ともに参加
②第一部トークショーのみ参加
③第二部句会のみ参加(この場合は前日までにメール・FAXなど
で投句して頂きます。)
特にお申し出のない場合には①イベント・
句会の通し参加と判断さ
せていただきます。
なお、第一部からご参加の方の投句の締切は当日13:00です。

天候や交通状況で間に合わない場合等は、13:00までに
  itakhaiku@gmail.com まで投句ください。

◆イベント後・懇親会のご案内◆


今回の懇親会は瀬戸優理子さんの現代俳句新人賞受賞祝いと忘年会を兼ねて開催します。懇親会は通常通り、イベントへご参加くださった方のみのお申込をお受けします。
 
 会場:札幌パークホテル ピアレ(2階席) 札幌市中央区南10条西3丁目
 時刻:17:30~19:30
 会費:3500円(飲み放題つき)
   ※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。
  ※中高生、小学生はお問い合わせください。

準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
懇親会申し込みの締切は11月10日とさせて頂きます。
以降はお問い合わせください。

参加希望の方はイベントお申し込みのメールに ④懇親会参加 とお書き添えください。
ちょっとでも俳句に興味ある方、今まで句会などに行ったことのない方も、大歓迎です!
軽~い気持ちで、ぜひご参加ください♪
句会ご見学のみのお申込みもお受けします(参加料は頂戴します)。


北海道立文学館へのアクセス
※地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分
※北海道立文学館最寄の「中島公園」駅3番出口をご利用の際には


①真駒内駅方面行き電車にお乗りの方は進行方向先頭部の車両
②麻生駅方面行き電車にお 乗りの方は進行方向最後尾の車両にお乗りいただくと便利です。

 

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2015年10月2日金曜日

【itakスタッフ】りっきーリポート #14 夏が若者を育てる?! の巻


9月12日  どんより曇り空


4ヵ月ぶりに札幌の地に着いた私りっきー。
前回の【itak】はお仕事でお休みしたので、随分久しぶりになります。

一度お休みするとかなりブランクが開いてしまうので、現場での動きも「ええと、ええと・・・??」と右往左往したり、このリポート書くのにも「うーんと、うーんと、どんな感じで書くんだっけ??」なんてウンウン唸ってる次第です(笑) 

私りっきーが【itak】に来られない間も、【itak】に係る方々が立て続けにビッグニュースを発表してくれました。 

俳句甲子園では旭川東高校の準優勝、そしていつも【itak】に参加していただいてる瀬戸優理子さんが第33回現代俳句新人賞の受賞。
これはまさに北海道俳壇を大きく揺るがすニュースとなりました。
その辺りは既にブログ記事でアップしていますので、まだ読んでいない方はこちらのリンクから記事のページへ飛んでくださいね。 


さて、このりっきーリポートは【itak】に来てくれる若者たちにスポットを当てて記事を書く、というスタイル。
でも肝心の若者たちが来てくれなかったらどうしようなんてドキドキしてましたが、今回も来てくれました。ホッ(;´Д)
 
噂の旭川東高校の皆は残念ながら今回は来られませんでしたが、俳句甲子園北海道予選で彼らとしのぎを削った学校の一つ、そして【itak】の常連でもある琴似工業高校から三人、そして旭川東高校のOBで新進気鋭の俳人、堀下翔さんも来てくれました。
堀下さんは大学がまだ夏休みだったということもあり(いいなぁ、大学生はよぉぉおぉぉ(;O;)ふらりと北海道へ帰省。琴似工業の皆も前回は学校行事と重なってたので、久し振りの登場となりました。

堀下さんの活躍はもう皆さんご存知の方も多いでしょうから、ここは高校生にさらにピントを合わせてリポートを続けていきます(ゴメン、堀下くん(;´)

第一部のトークショーも滞りなく(?)終わり、第二部の句会を進めていく中、披講の中で彼ら高校生の発言を聞いていると、「・・・おやっ?」となりました。

まず、選の発表の際にあまりモゾモゾと落ち着かない様子がなくなり、どっしり構えるようになっている。もちろん肝心の選についての内容も、今まで以上に句を吟味した上での発言になっている。そして合間合間にユーモアも忘れずに。

おお。なんかカッコいいぞぉ()

最後に会ったのは確か5月のイベントだったと思うけど、ここまでしっかりした立ち居振る舞いじゃあなかったような気がしたけど、はてな?

という訳でりっきーのツルツルの脳みそで考えてみました。

・・・・・そういえば今年の5月の【itak】で夏井いつきさんがウチのBOSSとトークショー内でお話したワンフレーズが思い起こされました。
 

「彼ら(高校生たち)は、(俳句甲子園の)たった2日で、驚くほどの成長を見せてくれる」
 

そう、琴似の皆も本戦への切符は逃したものの、北海道大会では旭川東と小樽潮陵の三校で熾烈な舌戦を繰り広げたのでした。

その中で琴似工業の村上君は最優秀句賞も受賞するという結果。
これで自信がつかないはずがないよね(だよね??(;´)

そう、この数か月の間で彼らも確実に力をつけたのです。ほんとオジサン頼もしく思っちゃうよ(^^♪

 
そう考えると俳句甲子園の決勝まで進んだ旭川東の皆は一体どれほどの経験をしたのだろう?
そう思うと今回会えなかったのが残念でなりませぬ。むむむ。(/_;)
itak】に通ってると、彼ら学生たちの成長というのが毎回目に見えて感じられるのが楽しくあります。(自分の成長は置いといて(;´Д)

今、北海道では確実に俳句の風が強く吹きつつあります。俳句に興味を持ってる学生さんや若人たちが、潜在的に多く居ると感じている今日この頃、俳句にちょっとの興味と500円持って来てくれたら、【itak】は両手を挙げて皆さんを歓迎しますよ

さて次回は11月14日の土曜日、今年最後の【itak】です。
次回もどんな人達と、そしてどんな俳句と出会えるのか楽しみであります。
俳句に、そして【itak】に興味のある方は次回こそ500円握って道立文学館へGOだ!!

追伸

大人の方々、句会後は一足も二足も早い忘年会が待ってます。
これを逃すとほんのちょっと損するかもですよ??(;´)
大人の方々のイベント参加も是非お待ちしています