2020年7月22日水曜日

俳句集団【itak】第50回イベントを終えて

 
俳句集団【itak】は再び航海に出ました
 
五十嵐秀彦 
 
お待たせいたしました! 
 
俳句集団【itak】の第50回イベントが、7月11日に久しぶりに再開いたしました。3月の第48回、5月の第49回が新型コロナの影響で休会となったため、実に半年ぶりの【itak】でした。
 
とは言っても慌ててやっているのではありません。これからも座というリアルな現場主義を継続するために、可能な方法を模索しての実施です。ホームである北海道文学館講堂がしばらく使えないのは残念ですが、場所はどこでもよいのです。辻連歌の精神の復活を胸に秘めて始まったこの【itak】は場所を選びません。

今回、十分なソーシャルディスタンスの確保できる広い場所を「かでる2・7」に求めました。次回はまた別な場所になるかもしれません。漂流する【itak】も悪くないかと思います。

なにより半年ぶりに参加者の笑顔(マスク越しながら)が見られたことは素晴らしいことでした。この不安な時代に、がらんとした会場に点在するように座る52名の人たちは【itak】でのいっとき、その不安を忘れたのではないでしょうか。

第1部の講演は第48回に予定していた川柳人・浪越靖政さんによる「川柳 昨日今日」
私たち俳人がいつも気にしながらも、よく分かっていなかった文芸「川柳」。その成り立ちから始まり、伝統系川柳と新しい流れの川柳を例句豊富に取り上げて分かりやすく説明していただき、川柳の面白さがより理解できました。
俳句と川柳の何が違うのかということが、いかに愚問であるかということにも気づかされました。

第2部句会も、いつもより短いものとはなりましたが、久しぶりのナマの意見交換の活気に参加者全員が浮き立つような時間を持てました。

次回第51回イベントは第49回で予定されていた「帰って来たペナンペ・パナンペ with 豊川容子 ~アイヌ文化伝承の取り組み~」です!
場所は・・・漂流する俳句集団【itak】のその流れつく先にご期待を!!

またお会いしましょう!
 

2020年7月12日日曜日

第50回俳句集団【itak】イベントは無事終了しました

昨日は俳句集団【itak】の第50回イベントにお越しいただきまして誠にありがとうございました。浪越靖正さんの『川柳 昨日今日』はいかがでしたでしょうか。どうぞご感想などをお寄せ下さいませ。第一部の抄録については改めてこのブログにてご報告させていただきたいと思います。
今回は52名のみなさんにご参加いただきました。
座を大切にし「当日ふらっとお越しください」をモットーとする我々【itak】には残念なことながら、新型コロナウイルス感染予防対策のため、事前参加申込、事前投句となってしまいました。しかしながら久しぶりに相集っての句座をご一緒出来ましたことに心より喜びを感じました。
ホームの文学館を今回会場と出来ず、かでる2・7となったことで句会に掛ける時間が十分に取れなくなりましたが、みなさまのご協力でなんとか無事に終了できましたこと、深く感謝申し上げます

本日のところは取り急ぎの御礼まで。
今後とも俳句集団【itak】をどうぞよろしくお願いいたします。
俳句集団【itak】幹事一同

2020年6月30日火曜日

第50回 俳句集団【itak】イベントのご案内

第50回 俳句集団【itak】イベントのご案内







俳句と同じ17音の文芸である川柳は、宝暦7年(1757年)の万句合(まんくあわせ)という賞興行から始まりました。前句に附句を継ぐという型で、(前句)「切りたくもあり 切りたくもなし」、(附句)「盗人を捕えてみれば我が子なり」などが知られています。
川柳という名称は、この万句合の選者の柄井川柳に由来し、その後、この附句を独立させた呉陵軒可有編「誹風柳多留」が刊行されて文芸として定着し、現代に続いています。今日は、これらの歴史と、現代の作者と作品についてお話したいと思います。


 ◆日時:2020年7月11日(土) 13:00~15:50

 ◆場所:かでる2・7 (中央区北2西7) 820号室 定員60名

 ◆プログラム◆

 第一部 講演会 『川柳 昨日今日』
        講  演 浪越 靖政(北海道川柳連盟副会長)
 第二部 句 会 (当季雑詠2句出句・3句選)


※受付開始12:50、投句締切13:00・欠席投句なし

<参加料> 一 般・500円、高校生以下・無料
※出来る限り、釣り銭の無いようにお願い致します。


※当分の間コロナ対応にて事前予約・投句となります。当日参加はお受けできませんのであしからずご了承ください。予約・投句の締切は7月9日です。夏雲システムを使います。
投句方法は予約者個別に詳細通知します。また、当面懇親会は行いません。
参加希望者は該当する(  )を〇で埋めて出欠をご返信ください。
参加申込・メール投句締切7/9(木)17時、夏雲投句締切は7/10(金)17時です。


<事前予約フォーマットフォーマット・以下をFAXまたはメールをお願いします>
1、(  )終日参加
2、(  )句会のみ参加
※1、2の方は以下の①、②または③に(〇)をつけ、②の方は投句を記入して返信ください。
  (  )①夏雲システムで投句する
  (  )②メールで投句する
  (  )③句会は見学のみ
  【投句a:                               】
  【投句b:                               】  
3、(  )講演会のみ参加

4、メールアドレス:           FAX:             

夏雲システムで投句される方にはアカウントとパスワードをお知らせします。
投句締切までに当季雑詠2句(WEB掲載可に限ります)をご投句下さい。
なるべく夏雲システムを使っていただけると助かります。

キャンセルは必ずご連絡ください。
不明点がございましたら事務局あてにメールください。

2020年5月18日月曜日

~コロナ禍に始まる閉塞と分断の時代に向けて~


~コロナ禍に始まる閉塞と分断の時代に向けて~
 
俳句集団【itak】代表 五十嵐秀彦

 

今回の新型コロナ・ウイルスの世界的な感染拡大によって、緊急事態宣言が出てそれにともないあらゆる活動の自粛が行われています。特に不要不急の外出はひかえるということが広範囲に広がり、私たちの日常生活が大きく変化したこの数か月となっています。
新型ウイルスが感染者の一部に致命的な症状を起こさせることが明らかになったために、自粛等は当然取るべき対応ではありますが、そのことによる社会の在り方の変化は、全国的な災害の発生と等しいものと言ってもいい状況になりました。
東日本大震災にも匹敵する災害の中にいま私たちは生活をしています。
これまでの災害は、人々の団結と互助によって乗り越えてきたのですが、今回のものは人々が個々に孤立するという対応となっているところに大きな問題を抱えているようです。
 
文化活動が甚大な影響を受けているのは、皆さんご存知のとおりです。あたかも不要不急の代表のように扱われていることに不満や不安、違和感を持っている人も多いことと思います。
 
私たち俳句集団【itak】は、座の文芸と呼ばれる俳句の原点に回帰することで、文芸活性化の起爆剤となろうとして旗揚げし、それを目標に活動継続してきております。
 
座という「場」は実際に顔を合わせて、そこで心を通わせながら言葉で遊ぶということでありましょう。かつてより「座の文芸」と口では言いながら、実際にはその性格が希薄となり、紙媒体のメディア・俳誌の発行のための俳句団体の運営が中心となっているのが一般的になってしまっています。
それはそれで意味のあることではありますが、別な角度からかつての鎌倉~室町時代の辻連歌のような自然発生的な座を現代的な形で復活させようとしているのが、俳句集団【itak】です。 その姿勢はこれからも変わりありません。

この自粛社会が再び以前のように自由な社会に戻った時には、これまで以上に活発に活動を再開する予定でおります。
 
ただ、そこに不安もあるのです。
ネット社会を活用するということで、直接に会うことのできない不便を埋める動きが強力に進められていますが、「これからもこれでいいのではないか」という雰囲気が社会に広まることに私は強い危惧感を持っています。
不安感に煽られるながら変化する社会にあって、「座の文芸」はますます形骸化するのかもしれません。
今後、再び以前と同じ自由な社会に戻るのであれば時間の問題でしかないのかもしれません。あるいは、そうではなく「自由を制限された社会」「個々に分断されネットに監視される社会」が到来するのかもしれません。今は、だれも正確には予測できない状況です。
私たち俳句集団【itak】は、状況を分析しつつ今後の活動の再開を模索し、これからも「座」の復権に力を尽くしてまいります。なぜなら「座」こそこの国の民衆の力であり、文化の基盤であるからです。
 
皆さんの協力なくして俳句集団【itak】は存在いたしません。
今後もご支援いただきたく、よろしくお願いいたします。
2020.5.16)
 
 

2020年4月20日月曜日

【中止のお知らせ】コロナウイルスの感染予防のため第49回イベントも中止します

俳句集団【itak】です。

 
ニュース等でご存知の通り、4月12日に北海道・札幌市緊急共同宣言が出されました。
たいへん残念ではありますが、5月9日の【itak】第49回イベントはみなさまの安全を第一に考え、中止を決めました。
 
今回中止する企画『帰って来たペナンペ・パナンペwith 豊川容子』は、日を改めまして実施したいと思います。詳細は改めてお知らせいたします。
7月のイベントは、前回中止となりました講演会『川柳 昨日今日』の予定となっております。
みなさまとまた、元気に再会できますよう、心より願っております。

 
俳句集団【itak】事務局・幹事一同