2015年9月10日木曜日

俳句集団【itak】第21回 ゆるゆるトークショー・句会は明後日です!


俳句集団【itak】事務局です。
お盆を過ぎてよりあっという間に秋になってしまいました。
本年も秋だけは通常進行です。

さて第21回イベント、ゆるゆるトークショー・句会はいよいよ明後日となりました。どなたでもご参加いただけます。当日参加も大歓迎です!お誘いあわせの上、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
天気予報はいまのところ雨のち曇り、降水確率60%です。
自販機がありませんのでお飲み物などはお持ちくださいませ。

◆日時:平成27年9月12日(土)13時00分~16時50分
◆場所:「北海道立文学館」 講堂
     札幌市中央区中島公園1番4号
     TEL:011-511-7655


■プログラム■

 第一部 ゆるゆるトークショー

 『鴨々川ノスタルジアってなあに?』
 お話 鴨々堂女将・石川圭子×歌人・山田 航×寿郎社・土肥寿郎

 第二部 句会(当季雑詠2句出句)

 <参加料>
 一   般  500円
 高校生以下  無  料

(但し引率の大人の方は500円を頂きます)


※出来る限り、釣り銭の無いようお願い致します。
投句の締切は当日13:00です。
天候や交通状況で間に合わない場合等は、13:00までに
  itakhaiku@gmail.com 宛にご投句ください。

 
北海道立文学館へのアクセス ※地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分
※北海道立文学館最寄の「中島公園」駅3番出口をご利用の際には


①真駒内駅方面行き電車にお乗りの方は進行方向先頭部の車両
②麻生駅方面行き電車にお 乗りの方は進行方向最後尾の車両にお乗りいただくと便利です。

 

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2015年9月8日火曜日

みんなして行ってきたんにゃ Haiku Bar @太郎吉蔵 20150905 


どうも。野良猫です。
昨年に引き続き開催されましたHaikuBarに行ってきましたよ。今年のお酒はなぁに(そればっか)かな?

去年とは会場が変わって、太郎吉蔵という酒蔵の石造を改造したイベントスペースでの開催でした。文学を語るににふさわしい美しさ。10日ほど前には投句数も少なくて~といった噂も聞こえてきましたが、蓋を開ければ会場はほぼ満員、投句も揃っておりました。

今回のお題は「水澄む」。会費に織り込み済みのワンドリンク(砂川彗星)を頂いて、ゆるゆると選句作業。3句選に結構悩む。9割方「水澄**」で始まってるんだもん・・・。

ともあれ定刻18時にサクッと開店(Barだから!)。
演者は舞台裏手の開口部をガーッっと開けての登場。場内どよめきいい感じでスタートしました。まずは壇上3人の選を5句、そのあと会場の選句を披きました。
 全体に選がばらけて、「水澄む」の手ごわさを認識しました。同行の月岡夫人、わたくし野良猫の句が堀本・山田の各氏並選に、【itak】参加者の熊さんの句が会場5位に入っていました。

 

会場一位
  憂きことのいつしかうすれ水澄めり 小笠原和子

山田賞
 水澄みて母郷の佐渡を一巡り     児玉 佳恵

堀本賞・月岡賞
 
 水澄みて然別湖に星つどふ      松野 育子
 

表彰式では各氏賞と会場1位から5位までが順に表彰されて、秋の夜の句会は終わったのでした。出演者のみなさん、スタッフのみなさん、楽しい夜をありがとうございました。お友達も数名来場されており、楽しい時間を過ごしました。
また来秋、滝川のHaikuBarでお酒を楽しめますように! そして今年もまた白木屋で締めましたことを申し添えまして「 Haiku Bar @太郎吉蔵」のレポートを終わりたいと思います。にゃー!(←今年もまた猫キャラ忘れてたよ!




 
< Haiku Barメモ>
■日時 9月5日(土)18時開演21時前終演

■場所 たきかわホール

■出演

ゲスト 歌人 山田航さん

ホスト 俳人 堀本裕樹さん
司 会  歌人 月岡道晴さん


■兼題 「水澄む」

一位 「憂きことのいつしかうすれ水澄めり」  小笠原和子さん
二位 「ひとを恋う水澄む夜の一人食み」    わたなべさん
二位 「水澄みて然別湖に星つどふ」      松野育子さん
二位 「水澄みて一期一会の法話聞く」     あべとしおさん
五位 「水澄んでなほ不埒なる地を流る」    熊谷陽一さん

■参加総数 約60名(スタッフさん除く) 投句36句

■お酒ライナップ 砂川彗星(新十津川)
           風の森無濾過生原酒(奈良)
           村尾(鹿児島)
           鶴沼ワイン白・赤(浦臼)
           スーパードライ
           自家製ジンジャーエール
           ウーロン茶/オレンジジュース




2015年9月6日日曜日

『かほるんが読む』~第20回の句会から~ (最終回)


『 かほるんが読む 』 (最終回)
 
~第6回の句会から~

小 笠 原  か ほ る


 
 とりどりの尻の器量や田植えうた    増田 植歌
 
目の前に、どーーーんと景が見えてくる一句。
きっと人気の句だったのではないかな。
とりどりの尻は皆、それぞれの母と同じ器量なのだろうな。
田植えも尻の器量も受け継がれていくのだ。
 
 
 敷藁に尻うつくしき西瓜かな       草刈勢以子
 
夏に食べる西瓜なのに「西瓜」だけだと秋の季語になるのも
季語の不思議だ。またまた「尻」を詠まれた一句ですが
西瓜の尻の丸みにはかなわない。そうだ!みなさんもご存じかと思いますが
西瓜の尻のポチっとが小さければ小さいほど美味しいってこと。
なので西瓜を買う時は次々とひっくり返して一番小さいポチっのに決めます。
今のところハズレはないです!
 
 
 生きをればあり舌頭も白桃も      井上 康秋
 
本当にそうだなと思う一句。
白桃の旨さを味わえる、生の実感。
が、角度を変えて読むと、どこか少しエロチックな感じがするのは
私がそうだから?か。むうう・・・。
作者は熟年の男性かな?と思って読んでいるので偏見になってしまっていたら
失礼をお許し下さい。
 
 
 遠く遠く鉄塔は陽炎の中         山田   航
 
この一句の「陽炎」も春の季語なのだけれどメラメラとした夏にも
当てはまる光景かと思い選んだ。
そして秘かに鉄塔が好きなのも理由の一つ。
詳しい訳ではないが男鉄塔と女鉄塔があり、形が違うんです。
電車で出かける時やお墓参りで山奥に行く時は、ぼけーーっと
遠くまでずーっと繋がっている鉄塔を見るのが好きなだけです。
 
 
 大広間二つつなげて夏料理       久才 透子
 
大広間を二つつなげるだけでも夏の感じが伝わる一句。
そこにどどーんと運ばれてくる夏料理。
他の季節ではピンとこないかもしれない。
ワイワイガヤガヤと楽しい声が聞こえてくるようだ。
 
 
以上で小笠原かほるの妄想入り読む企画を終了させていただきます
勉強不足、知識不足丸出しで、すみません。
それでも暫くぶりに参加されたみなさまの俳句と向き合う事で楽しむ事ができました。
では、みなさまありがとうございました。
 
 
(了)
 
 

2015年9月4日金曜日

『かほるんが読む』~第20回の句会から~ (その3)


『 かほるんが読む 』 (その3)
 
~第6回の句会から~

小 笠 原  か ほ る


 つくづくと憂国論と蟹のみそ    ふじもりよしと
 
「つくづく」が中七と下五に絶妙な言葉となっている。
一人一人が国の行方を案じて熱く話をしている現状。
だが深刻に話しながらも蟹みその旨さにも集中している現状。
そういえば中島みゆきの「僕たちの将来」という
歌詞に憂国論ではないのだが倦怠期を迎えたカップルが24時間レストランで
パスタとステーキを食べる事に集中しながらも互いに先の見えない話をしているという
スローバラードがある。双方、脳内の様々な分野が活発に活動している事には違いない。
 
 
 白百合の一輪ほどく目覚めかな  中田真知子
 
たった一輪でも今、咲きました!と強い香りを放ち宣言する百合。
鼻先に香りを感じた作者には、それが目覚ましとなったのだろう。
よい目覚め。(あまりにも強い香り故に嫌う方もいるようですが)
 
 
 半夏生メンタリストの思ふまま   佐々木悦子
 
気候に体調が追いつかず、気怠い時期でもあるので、もわっとした
気分になりやすいかもしれない。けれども、だからこそメンタリストの思うままには
決してならんぞ!と強い気持ちを持っていたいと思うのが理想だ。
メンタリストをさらりと質問攻めにする様な位の気持ち。
あくまでも理想。
 
 
 ほととぎす座薬しづかに沈めゆく  五十嵐秀彦
 
昼夜問わず鳴くほととぎすと座薬の取り合わせは不思議だけれど面白い。
一昼夜、体調が思わしくなく座薬を使われたのか、それとも
座薬を沈めている最中に、ほととぎすの鳴き声が聞こえたのだろうか。
多分、健康そうに見えるけれど、実際はそうでもない方なのではと思うので
お大事にしてほしいと願う。そうそう、座薬はしづかに沈めなくては!
 
 
 日曜のカップ焼きそば夏来る     鍛冶 美波
 
カップ焼きそばといえば北海道では「焼きそば弁当」というカップ麺が
定番なのだが、どこが弁当なのか?と都会の従弟に問われた事がある。
スープになる粉末が付いているからかな~と答えたのだけれど、自信はない。
「日曜の」と限定されて詠まれたカップ焼きそば。
平日の疲れがどっときて、おまけに暑くて何もする気がないという事なのかな。


 (最終回につづく)

 

2015年9月2日水曜日

『かほるんが読む』~第20回の句会から~ (その2)


『 かほるんが読む 』 (その2)
 
~第6回の句会から~

小 笠 原  か ほ る

 
 つばめつばめどこかに古城ありさうな   久保田哲子
 
ふいに見上げた空につばめが。
「つばめじゃない?つばめだー!」と指をさして行方をみている景を
追って行くと日常の空間から異空間に連れていってくれそうな一瞬
を感じる。
 
 
 アンニュイつて死語ですかまくなぎくぐり 五十嵐秀彦
 
何だか面白い一句。そう言われてみると近頃「アンニュイ」は使われていないから
久しぶりに聞く言葉だ。ん、、、死語かも。けれども
アンニュイ感たっぷりな女性がポンっと浮かんだ。
女優の桃井かおりさんだ。好きな女優さんの一人。
妄想は止まらない・・桃井かおりさんが独特な口調で、しつこいまくなぎを
掃っている場面。聞こえてくるはずのない声が、、、聞こえているのは私だけ?
 
 
 ジーンズの裾折るたびに南吹く      籬   朱子
 
いかにも夏らしい一句。
けれども、よくよく考えてみるとジーンズは決して涼しい素材ではないのに
なんのためらいもなく夏も穿くが違和感はない。
色味のせいなのだろうか。
ただそれでも足元を軽くして風を遊ばせるのが心地いい夏。
 
 
 付け爪の気付かれたくて夏帽子      高橋ヨウ子 
 
柔らかな素材で鍔の大きな夏帽子なのだろうか。
女性らしい指の動きが綺麗なのだろうな。
私は、かなり深爪じゃないと指先が落ち着かないので付け爪をする事は
まずないだろうな。色気もなーんにもないので素敵な女性を見かけると
「おおーー」と心の中で一瞬、男子のように叫んで感動しているだけ。
 
 
 はんざきの両手に余す自尊心       北島 和奘
 
生のかたちを選ぶ事は誰にもできない事なのだけれど
立派な、はんざきに生まれ身に着いた習性でハタハタと泳いでいるが
両生類か、、本当は、違うんだよなとぼやいているのかもしれない。 
 
 
(その3につづく)