2016年12月15日木曜日

りっきーリポート #20 今年もラスト句会!の巻

11月12日、曇~り空。

正午をとうに過ぎた時間、私りっきーは未だ札幌に向かうバスに揺られておりました。
気持ちは焦れど、バスが着かない事にはどうにもならない、そんなじれったい気持ちで一杯でございました。
いつもなら朝一のバスで11時には札幌駅に到着、他の幹事さん達とも合流して我らitakのホームである道立文学館に向かっている筈なのですが、この日に限ってはその朝一の高速バスが取れず、やむなく次の便で移動を始めたのでした。
・・・というのも、この日(正確には前後三日間)は札幌で某アイドルグループのコンサートがあり、全国からそのファンが追っかけてきて市内は混乱している、という様でした。
高速バスは当然のごと宿の予約もままならず、タクシーに乗っても駅前が渋滞していて近道が通れないという、なんとまぁカオスな状態。
それでも時間ギリギリに着けたのは、ワタクシの日頃の行いが良いせいだとつくづく実感しましたねぇ(え?

さて、今回の講演は山之内悦子さんによる「うちらには日本語がある」というお題でのお話。
英語通訳者であり海外在住の山之内さんによる、「言語」についてのお話は非常に興味深く、そして共感する事もありました。
特に英語に訳しきれない日本語(その逆もあり)についての話題は、聞いてる学生さんや他の参加者の皆さんも興味深く食いついており、ちょこちょこと質問なども飛び交っておりました。そのやり取りを聞きつつ、私りっきーにも心当たりがあるなぁと、一人ふんふん頷いておりました。
実は私りっきーも某国に数年住んでたことがあり、この「日本語にはあるけど外国語では表現できない感情」または「外国語から日本語に直訳できない感情、動作」というあたりに戸惑った思いがあります。
互いに近いニュアンスの言葉で訳しようとしても、その状況の感情や様子が上手く伝わらなくなってしまう、または誤解されてしまうという、そんなジレンマに陥ったこともありました。
・・・んまぁ、この辺の詳しい内容は別途抄録にアップしますので、是非そちらを読んでいただければなぁ、と思いますm(__)m

今回の句会はいつもよりも少なめで(それでも50名は居るんだけどね・・・(;´∀`)
高校生も今回は二人だけというちょっと物足りない感じ。まぁでも時期的に受験や諸々行事も重なる時期だから、仕方ないよね。

この日潮陵高校の二人が投句してくれた句は、なかなか面白く実験的な句だなぁ、でも俳句甲子園では出せない句だよね、なんて今までとはちょっと雰囲気の違う感じを見せてくれました。
これまでは一生懸命さがズズイっと前面に出て、良くも悪くも「肩に力の入った」句が多かったのですが、俳句甲子園や様々な句会を経験したおかげか、イイ感じに力の抜けた句が増えてきて、参加者が関心を引くことも多くなりました。若いってイイなぁ、スポンジが水を吸う様にどんどん色んな事を吸収して成長できるんだから。
来年はまたどんな姿を見せてくれるのか、楽しみであります( ̄▽ ̄)

さて、今年のitakはこれで終わり。
来年のitak1発目は、なんとウチのBOSSが登場です!しかも真骨頂の「寺山修司」について熱く語ってくれます!
寺山修司に興味がある方、BOSSに興味ある方(え?)、俳句にちょっとでもいいから触れてみたい方、そんな方々は500円玉握りしめて、ぜひ1月の第二土曜日、道立文学館へお越しください!
学生も大人もどんと来いっ!!

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