2016年6月21日火曜日

第19回松山俳句甲子園                          地方大会札幌会場観戦記&本選出場校のお知らせ


6月12日(日)晴れ 世の中はYOSAKOIソーランだってば。

どうも、野良猫です。
第19回松山俳句甲子園地方大会札幌会場の観戦に行って参りました。
出場校はこれまで俳句集団【itak】に参加してくれている札幌琴似工業高校旭川東高校、小樽潮陵高校の3校4チームでした。

当日会場となった東区民センターの大ホールがYOSAKOIソーランの会場だったらしく漏れ出る大音量にすっかりビビる。(野良猫はビビりだから大きな音はちょっとばかり苦手)。

地方大会会場となる視聴覚室には出場者、応援の部員、引率の先生方、OBやご家族そして当ブログやメールなどで聞き知った俳人の方々も詰めかけ盛況。JR北海道の運休があって旭川東大丈夫か!?間に合うのか!?と一時焦るもなんとか無事開会式に到着。思えばここからなにかが蠢いていたのかもしれない・・・。

審査員は5名。毎度おなじみの先生方です。
審査委員長は当会代表・五十嵐秀彦さん。以下連なる審査員は久保田哲子さん、内平あとりさん、籬朱子さん、松王かをりさん。

松山や旭川から来札のスタッフに促され、くじ引きで対戦の順番が決められます。リーグ戦で3試合、全国大会行きの切符をかけての戦いです。

第一試合・小樽潮陵高校対旭川東高校A、   兼題「水温む」。
第二試合・旭川東高校B対札幌琴似工業高校、兼題「水温む」。
第三試合・小樽潮陵高校対旭川東高校B、   兼題「猫の子」。 
第四試合・旭川東高校A対札幌琴似工業、   兼題「猫の子」。 
第五試合・旭川東高校A対旭川東高校B、    兼題「苺」。 
第六試合・琴似工業高校対小樽潮陵高校、   兼題「苺」。 

旭東はABともに男女混合チーム。琴工は男組。潮陵は女子会。
毎度ながら各校のカラーは様々です。開会式のあとすぐに試合が始まりました。
昨年本選準優勝の旭川東は当然本選優勝を狙っています。まずは札幌で勝ち上がる気合満点です。

試合の段取りは以前の記事を見て頂戴にゃん(猫キャラだった・・・

当日の試合結果は以下です。
作品とディベートの内容についても触れたいところですが、諸般有りまして内緒(^^

<第一試合>小樽潮陵対旭川東A
 兼題「水温む」
 3-0で小樽潮陵高等学校の勝利

<第二試合>旭川東B対琴似工業
 兼題「水温む」
 1-2で琴似工業高等学校の勝利

<第三試合>小樽潮陵対旭川東B
 兼題「猫の子」
 1-2で旭川東高等学校Bの勝利

<第四試合>旭川東A対琴似工業
 兼題「猫の子」
 3-0で旭川東高等学校Aの勝利

<第五試合>旭川東A対旭川東B
 兼題「苺」
 3-0で旭川東高等学校Aの勝利

<第六試合>琴似工業対小樽潮陵
 兼題「苺」
 1-2で小樽潮陵高等学校の勝利


小樽潮陵高校と旭川東高等学校Aの二校がともに二勝となりましたが、第一試合で小樽潮陵が旭川東Aに直接対決で勝利しているため、地方大会優勝・本選出場権獲得は小樽潮陵高等学校、準優勝が旭川東高等学校Aという結果になりました。

そして6/21(火)発表となった投句審査での出場8チームに北海道旭川東高等学校Aチームが残り、北海道からの参戦が2校となりました!これは本当にうれしいことです。いまから本選(の混乱するであろう状況)が楽しみでなりません。

地方大会札幌会場最優秀句には旭川東高等学校Bチーム、本庄 海くんの作品が選ばれました。第2試合の先鋒選の句でした。
この他にも試合には出されなかった佳句数句があげられました。

結果的に小樽潮陵高等学校が一足先に本選に歩を進めることとなりましたが、今回は全国大会優勝を狙った旭川東、実力をぐっとつけてきた琴似工業、小樽潮陵がそれぞれのスタイルでディベートに臨み、白熱の場面、笑いの場面とさまざまな局面で力をつくしました。制限時間内でそれぞれが出せる限りの力を出しているのを見て、観覧席からも時にどよめき、時に大きな笑いが巻き起こりました。この面白さを来年はもっと多くの方々に是非見ていただきたいものだと思いました。

この日は俳句甲子園の生みの親、夏井いつきさんが会場に駆けつけてくださいました。昨年の準優勝チームにいた柳元佑太くんや、俳句ポスト常連の村上海斗くんとの再会にお顔をほころばせていらっしゃいました。選手諸君も初めて見る夏井いつきさんに感激の様子。激励して頂けて良かったね!


また今回は出場しなかったものの【itak】によく来てくれている札幌創成高校の文芸同好会の生徒たちがボランティアに駆けつけてくれました。同年代の活躍を見ながら、来年はわたしたちも・・・と思ってもらえたならなにより嬉しいことです。旭川東と琴似工業のOBも手伝ってくれました。勉強や仕事のある中、貴重な週末をさしだしてくれたこと、感激します。
こうしてみんなで作られていく俳句甲子園のお手伝いができることは、【itak】にとってもなによりの喜びです。まず本選。そしてまた来年。爽やかで情熱的な時間を一緒に過ごしましょう。にゃん(猫キャラ思い出したw



地方大会はこの週末にも何か所かで開催され、本選出場校が出そろいました。本選の兼題も発表となっております。兼題提出期限は7/13正午。小樽潮陵高等学校・旭川東高等学校Aチームのみなさんには北海道の高校生代表として、松山で存分に戦って来てもらいたいと思います!

これからも北海道の高校生が活躍できるよう、俳句集団【itak】は全力で道内の文芸部のみなさんを応援いたします!タダで学べる勉強会のお知らせとか見逃しちゃだめだよ!


以上野良猫が大興奮で結局すっかり人間モードで書いちゃいました~にゃ~またにゃ~!


第19回松山俳句甲子園全国大会は8月20日(土)・21日(日)の二日間にわたって愛媛県松山市において開催されます。地方大会を勝ち残った各校と投句審査で選抜された36校の選手たちが俳句の本場・四国の夏を戦います。テレビでの放映などもあると思われます。情報が入り次第、【itak】ブログにおいても随時ご案内いたします。


第19回俳句甲子園全国大会の出場チーム36校
http://www.haikukoushien.com/list/index.php/topics/846/

第19回俳句甲子園全国大会の兼題
http://www.haikukoushien.com/list/index.php/topics/841/

 

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