2019年2月15日金曜日

<6月までの各団体の俳句大会等のご案内>


俳句集団【itak】事務局です。
各団体の俳句大会のご案内を致します。
締切が迫っているものについては出句をお急ぎください。

 
※結社・団体のみなさまで、大会など出句を募るものがございましたら
 当HPにて周知・宣伝のご協力をさせていただきます。ご遠慮なくお申し出ください。
 
 
(1)第28回北海道現代俳句大会・講演会のご案内

北海道現代俳句協会では第28回北海道現代俳句大会を開催します。
ただいま大会出句を応募中です。特別選者・宇多喜代子現代俳句協会特別顧問のほか

道内著名俳人が選句にあたります。
出句料は1組2句千円同封のこと(高校生は2組4句まで無料)。
締切は2/27(水)となっております。ぜひご出句下さい。
現代俳句協会の中現俳HPから書式のダウンロードが可能です。出力はB5です。


https://www.gendaihaiku.gr.jp/gh_sitedata/attach/28-hokkaido-annai.pdf
https://www.gendaihaiku.gr.jp/gh_sitedata/attach/28-hokkaido-syukkuyoushi.pdf

大会は6/16(日)、札幌サンプラザです。講演会は宇多喜代子氏の「くらしと言葉」。
大会費は千円(文書配布費)です。
多くの方に講演会を聞いていただきたく、早めに日時をお知らせします。
講演会・懇親会の詳細はまた改めましてご案内いたします。
 

(2)第64回全道俳句大会・講演会のご案内 

北海道俳句協会では第64回全道俳句大会の開催を予定しております。
日程は6/2(日)、すみれホテルです。
講演会の演者は前田弘氏。演題は「出会いの誌・・・・俳句」です。観覧無料。
大会出句締め切りは3/30(土)必着。道内著名俳人が選句にあたります。出句料は1組2句千円を口座にお振込みください。
出句用紙など詳細は北海道俳句協会事務局長・田湯岬さんまでお問合せください。
用紙は【itak】イベントでも配布いたします。

講演会・懇親会の詳細はまた改めましてご案内いたします。

(3)平成31年度日本伝統俳句協会北海道支部賞のご案内

日本伝統俳句協会北海道支部では平成31年度日本伝統俳句協会北海道支部賞の俳句を募集しております。
出句締め切りは3/15(金)必着。道内外の著名俳人が選句にあたります。
大会出句料は1組2句千円を同封ください。各賞発表・顕彰は支部総会にて行われます。
案内用紙と出句用紙は以下に掲載します。出力はB5です。 

 


 



2019年2月14日木曜日

第41回イベント抄録 『アート・クラフトから見た俳句』




 第41回イベント『アート・クラフトからみた俳句』が1月19日に開かれ、箒職人の吉田慎司さん(34)に講演をしていただきました。
 吉田さんは1984年、東京都練馬区出身。武蔵野美術大学彫刻学科卒。札幌市中央区南1西15にある〈ほうきのアトリエと本の店 がたんごとん〉にアトリエを構える。
 大学4年のとき、箒の展示会で明治から昭和初期にかけて神奈川県北部の中津村(現愛川町)で生産された中津箒に出会い、その実用性と美しさにひかれました。

 2003年に愛川町に設立された中津箒の会社〈まちづくり山上〉に入社し、職人に弟子入り。箒職人として腕を磨く一方、銀座のエルメスや青山の無印良品、安曇野の美術館などで展示をされ、中津箒の魅力を伝えて来られました。

 2016年秋、2人の子どもを北海道で育てようと、妻の故郷札幌に移住され、2017年11月に〈がたんごとん〉ができました。
 講演会で、吉田さんは「(原料となる草の)栽培からやっている箒屋です」と自己紹介。「『箒木』という夏の季語もあり、高浜虚子の『箒木に影といふものありにけり』という句もある。箒木は学名コキアといって丸くて赤く紅葉する。でも東京の箒屋が使っているのはホウキモロコシという高さ2メートルぐらいになる草です」と説明しました。
 「箒は草が良いかどうかが大事。悪い米をどんなに頑張って炊いても美味しくならないのと同じです」と原料の大切さを強調しました。

 


「現代アートが好き」だという吉田さん。なぜ箒職人の道に進んだかについて、「アートは世界を豊かにし、人を幸せにする。でもアート好きがアートを見に来る人のために回す狭い畑より、普通の暮らしや生き方に還元されてこそ本当のアートだと思って道具がいいなとなった」と話しました。
それからフランス生まれの美術家マルセル・デュシャンがレディメイド(既製品)の小便器に署名をしただけの作品「泉」(1917年)から始まる現代アート史を解説し、日本では大正時代に「民芸運動」が出てきたと紹介。「民芸運動は『民衆の生活の中に美しいものがあるんじゃないか』と柳宗悦や河井寛次郎らが取り組んだ。もっとカジュアルに普通の人の日常に近づけようということでクラフトというカテゴリーができた」と一連の流れを説明しました。
 「今は大量消費の時代で、ものがこれまでで一番捨てられている時代だが、言葉も一番捨てられている。質より量になっている」と批判。その上で、「手作りの道具など素朴なものの中にこそ、豊かさや季節感、美しさがあり、詩情が厚みを増す。いかに質を高め、結晶化していくか。そのために俳句や短歌や詩の本を置いたお店を始めた」と話しました。



◆ほうきのアトリエと本の店 がたんごとん
札幌市中央区南1西15の1の319 シャトールレェーヴ605号
http://gatan-goton-shop.com/ (←こちらをクリックするとお店のHPにジャンプします)

2019年2月13日水曜日

北海道立文学館特別展                              「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」について



北海道立文学館特別展
 
「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」について
 
五十嵐秀彦



さる2月2日、札幌市中島公園内の北海道立文学館で特別展「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか~」のオープニングセレモニーが開催されました。
この特別展は、北海道の俳句の歴史を江戸時代から現代までを、文学館収蔵品やこの展示のために地方から貸し出してもらった資料などの展示によって辿る文学展です。
 
私は今回の特別展の企画に参加いたしましたが、この展示を通して、開拓期からこの北方の地で苦難の月日を送った人々の心の支えとして俳句があったということを、ご来館の皆さまにぜひ知っていただきたい、感じ取っていただきたいと願っています。
 

入植者の人たちの俳句、政治弾圧から逃れて来た人たちの俳句、アイヌ民族の人たちの俳句、樺太から引き揚げて来た人たちの俳句、炭鉱労働組合の俳句。
北海道の歴史の節々で俳句は人々を支えました。
それは言い換えれば、時代に翻弄された民衆のつぶやきの記録であるのかもしれません。
そうした北海道独自の歴史の上に、現在の北海道俳句があります。

わたしは、北海道の俳句というものに日本の他の地域の俳句とは異質な性格を感じております。
いわゆる近畿地方を中心として涵養されてきた俳句文芸の、ある意味でラテン的な花鳥諷詠に対して、北海道俳句には内省や抽象性を内包した北方詩の性格があるのではないかと思っています。

現代のコーナーでは、今の北海道で活躍している俳人たちの作品も展示されています。北方詩としての視点で北海道俳句を見直すことも意義あることではないでしょうか。
また、この特別展は、ただ過去の展示だけで終わらせるものではありません。
「どこから来て、どこへ行くのか」がテーマなのです。
しかし未来は展示できません。

その中で未来を展望する際のひとつの手がかりとしてAI俳句の展示も行っています。北大大学院の山下准教授の全面的な協力をいただき、「AI一茶くん」という名のAIシステムが会場に設置されています。モニターから観客がインタラクティブに参加できるシステムです。
これもひとつの目玉となっておりますので、お見逃しないように。

未来の展望については、展示会場を飛び出します。
文学館地下講堂を会場として下記イベントを予定しています。

◆俳句展記念・大学生による公開歌会・句会
 「俳句vs短歌 異種格闘技戦」

  2月24日(日)14:00~
  定員60名、当日先着順(所要約1時間半)
  コメンテーター 山田航(歌人)、五十嵐秀彦(中北海道現代俳句協会会長)

  短歌実作  岐阜亮司・宮川漣・山口在果(北大短歌会)
  俳句実作  音無早矢(道教大札幌)、村上海斗(北海学園大)、角田萌(道教大旭川)

◆~山下倫央北大大学院准教授によるAI俳句講座~
 「 A I が 俳 句 を 作 る ま で 」(仮題)

  3月9日(土)13:30~
  定員80名、2月23日から電話受付(所要約3時間)
  講師 山下倫央(北海道大学大学院准教授)他※脚注


◆道内俳人による座談会
  「北海道の俳句~どこへ行くのか~」

  3月16日 14:00~
  定員80名、3月2日から電話受付(所要約1時間半)

  講師 安田豆作、瀬戸優理子、鈴木牛後、松王かをり (俳人)司会 五十嵐秀彦

◆俳人・佐藤文香講演会
  「佐藤文香の俳句サーカス~言葉で俳句を作ろう」

  3月17日 14:00~
  定員80名、現在電話受付中(所要約1時間半)
  俳句募集テーマは「生物」締切2月末日

展示会という静的な表現に対し、イベントという動的な表現を併行して開催することで、北海道の俳句の姿を立体的に捉えようという企画となっております。
この特別展は3月24日まで開催されています。一人でも多くの方に文学館にご来場いただき、さまざまな体験をしていただきたく、よろしくお願いいたします。


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2月2日のオープニングセレモニーに際しては、開館50年記念北海道文学館俳句賞受賞式も行われました。
大賞(最優秀賞)は天塩町の井口寿美子さん、優秀賞は旭太郎さんと籬朱子さん、未来賞は
三品吏紀さん、道下いずみさん、柳元佑太さんがそれぞれ受賞されました。

籬朱子さんと三品吏紀さんは私たち俳句集団【itak】の幹事メンバー。
また、これまでに【itak】に参加されたみなさんが、多数入選されました。
力作ぞろい、ほんとうにうれしい授賞式となりました。おめでとうございます。

※注1 3/9(土)の企画は俳句集団【itak】イベントとの共催となります。
この回については【itak】でもお申込みをお受けしております。


北海道立文学館 特別展 「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」
http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html
【お問い合わせ】 公益財団法人北海道文学館
TEL 011-511-7655
FAX 011-511-3266
 http://www.h-bungaku.or.jp/

2019年2月7日木曜日

第42回 俳句集団【itak】イベントのご案内


俳句集団【itak】第42回イベント(北海道立文学館共催企画)
講演会・句会ライブ(俳句対局形式)


昨夏の【itak】イベントの前日、「AI の MIRAI、俳句の未来 - 俳句対局 in 北海道大学 - 」が開催されました。第42回イベントは北海道大学大学院情報科学研究科・調和系工学研究室 准教授、山下倫央氏のご協力を得て、講演会と俳句対局形式の句会ライブを行う予定。正式タイトル及び詳細についてはただいま鋭意調整中です。AIも参加する句会ライブは参加のみなさんが審査員です。票集計は日本野鳥の会方式です。どうぞお楽しみに。
なお、この回については北海道立文学館「特別展・北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」会期中の無料講座と共催の形になりますので参加無料となります。また、通常の句会については行いませんので、初心者の方や俳句以外のお知り合いの方も、広くお誘いくださいませ。

*と き  2019年3月9日(土)午後1時30分~4時30分
*ところ  北海道立文学館地下講堂(札幌市中央区中島公園1-4)
*参加料 共催のため、今回限り全年齢無料
*定 員   80名・先着順
(満席の場合は当日参加をお受けできません。ご了承ください)
 ※受付開始12時半。今回みなさんの投句はお受けしません。

◆第1部 講演会 AIが俳句を作るまで(仮題)
       講 演 山下倫央(北海道大学大学院准教授)
◆第2部 句会ライブ 北大&【itak】オリジナルメンバー
◆懇親会(レストランkitara)のお申し込みも承っております。二次会もございます。

以下は道立文学館特別展企画のご案内です。
俳句三昧の2ヶ月間をご堪能ください。
会場ではレアな資料を取り揃えて展示しております。

北海道立文学館 特別展
『北海道の俳句 -どこから来て、どこへ行くのか』

会期:2019年2月2日(土)~3月24日(日)

<関連事業・北海道立文学館講堂にて開催・申込み、問合せは文学館011-511-7655>

① 文芸講演会「人と俳句」2/2(土)10時半~12時半(←終了しました)
  講師 辻脇系一(中北海道現代俳句協会前会長)

② 俳句展記念「大学生による公開歌会・句会」2/24(日)14時~15時半
  コメンテーター 山田航(歌人)、五十嵐秀彦(中北海道現代俳句協会会長)他

③ 講座「AIが俳句を作るまで」(仮題)3/9(土)13時半~16時半
  講師 山下倫央(北海道大学大学院准教授)他

④ 座談会「北海道の俳句~どこへ行くのか~」3/16(土)14時~15時半
  講師 安田豆作、瀬戸優理子、鈴木牛後、松王かをり (俳人)司会 五十嵐秀彦

⑤ 北海道文学館俳句賞記念講演会「佐藤文香の俳句サーカス~言葉で俳句を作ろう」
  3/17(土)14時~15時半 俳句募集テーマは「生物」締切2月末日
  講師 佐藤文香(俳人)