【itak】第3回イベントを終えて 五十嵐秀彦
「3回目の魔物っているのか?」
3回目ってけっこう難しいな、というのが今回の正直な感想。
主催者側も参加者側も、「慣れ」を感じてしまう回数なのだと思います。
幹事会の準備も遅いというほどではなかったけれど、やや熱が下がった印象だったし、準備の事務作業でも意見の食い違いから小さなドタバタがあったりしました。
参加者側もおそらく「だいたい分かったから、なにも毎回律儀に出席するまでもないかな」という思いが出てくる時期だったのではないでしょうか。
そんな微妙な不安感を引きずりながらのイベントだったように思います。
今回から中島公園にある北海道立文学館の講堂を使用することにしたのが、ハード面の変化でした。
これまで適当な場所を探して彷徨っていましたが、ここであれば主催者の予想を裏切るほどの参加者数となっても十分受け入れられるキャパであり、しかも文学館側が我々【itak】の目的とするところを理解してくれているところも大きな支えとなっていて、本拠地として最適の場所だと思っています(近々発行される北海道文学館報に私が新しい俳句運動の旗揚げについて書かせていただくなど、【itak】をバックアップしようという文学館側の姿勢はありがたいことです)。
ソフト面では特に変化はありませんが、第1部の企画として今回トークショーをやってみることにしました。
人数はまだ多くはないながらも、前回から市内の高校生が参加してくれるようになり、また全体に俳歴の浅い若手が多いこともあって、俳句の魅力をどんなところに捉え鑑賞するのかというテーマを下敷きに、3人の出演者がそれぞれ自分のオススメの句を肴にして語り合う「俳句って、面白い!」と題した分かりやすい内容のトークショー企画です。
そんなことを準備をしながら、広い会場まで確保して蓋を開けたらガラガラなんてこともあるかもしれないと正直思ってもいました。
「3回目の魔物」の影にちょっとおびえたりしていたのです。
しかしそんな不安は開場とともに払拭されました。
講堂はどんどんいい感じに埋まっていき、最終的には43名の参加者となりました。
確かに魔物はいたのだと思いますが、幹事や事務局の努力、参加者の熱意でそれをはねのけることができたと言っていいと思います。
航さんは最近第1歌集『さよならバグ・チルドレン』(ふらんす堂)を発行したばかりで、それが道内短歌界で旬の話題となっていることもあってか、参加者の中に歌人も散見されたのはうれしいことでした。
トークショーのダイジェストはまた別稿でアップする予定ですのでお待ちください。
第1部がすこし押したこともあって第2部句会の時間が多少窮屈になってしまいましたが、参加者全員に選評を述べていただくいつもどおりのやり方で、感心したり笑ったりと楽しい時間を過ごすことができたと思います。
俳句の世界を牽引してきた世代、いま牽引している世代、そしてこれからの世代。
俳歴もさまざま、所属もさまざま、そして今回も「フラリと参加してくれた未知の人たち」もいて、【itak】の座は3回目のジンクスも無事乗り越えると同時に、第4回イベントへと向かっていくのでした。
参加者のみなさん、事務局、幹事会のみなさん、お疲れさまでした。
また、参加できないながら遠くから見守ってくれている人たち、「ローカルを拠点に何かをやろう!」を合言葉とする【itak】イベントは今回も成功しました。
次回以降にもぜひご期待ください。
ブログも今後順次更新してまいります。
【itak】ブログはネット世界に開かれたメディアです。
外部からの寄稿等も受付けますので、事務局にご相談ください。
第3回、無事に終了されたようで何よりです。
返信削除今回は、子どもの行事とぶつかってしまい参加できず残念でした(><)高校生の「爆笑トーク」聞きたかったですね~。
立ち上げの熱気が収まって、「いつでもそこにある」場として根付いていかれる、第二段階目の時期に入ったのかもしれませんね。気負いすぎず、慣れすぎず、俳句愛で集う場であって欲しいと願っています。
優理子さま
返信削除いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
高校生のトークは句会終盤戦にかなり盛り上がり
今回も佳い笑い声の響く午後でした。
お出で頂けなくて残念でしたが
次回11月のイベント・句会でお待ち申し上げます。