俳句集団【itak】第１５回 講演者紹介

平　倫子　（英文学者・俳人）

たいら・くみこ

１９３７年　東京生まれ。
英文学専攻、英米児童文学研究者、北星学園大学名誉教授。日本イギリス児童文学会、日本ルイス・キャロル協会会員。
１９９８年　俳句結社「藍生」入会。俳句集団【itak】幹事。





第一部　講演会

『ラフカディオ・ハーンの真面目（しんめんもく）』

～「一つの民族の経験の総和よりも大きな記憶」をキーワードに～

　ことしはラフカディオ・ハーン（小泉八雲、１８５０－１９０４）の没後１１０年目にあたる。
　ひろく知られ、「小泉八雲学」研究も多いが、どこかわかりにくい作家でもある。わかりにくい作家はその子ども時代に謎がある、というこれまでの経験から、今回その謎解きをしてみようと思った。
　ハーンの幼少期、青年期を調べることで見えてきた彼のいう未生以前の記憶を応用して、『怪談』やエッセイなどのいくつかを読み直し、ハーンの新しい魅力に迫ってみたい。



＜第１５回俳句集団【itak】イベントご案内＞

＊と　き　　平成２６年９月１３日（土）午後１時～４時５０分
＊ところ　　北海道立文学館（札幌市中央区中島公園１番４号）
＊参加料　一般５００円、高校生以下は無料

●第１部　　英文学者・俳人　俳句集団【itak】幹事
　　　　　　　平　倫子　氏による講演会
　　　　　　　『ラフカディオ・ハーンの真面目（しんめんもく）』
　　　　　　　～「一つの民族の経験の総和よりも大きな記憶」をキーワードに～

●第２部　　句会（当季雑詠２句出句）

●懇親会のお申し込みもお受けしております
　詳細お問い合わせはＥメール（itakhaiku@gmail.com）へ。