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2019年2月13日水曜日

北海道立文学館特別展                              「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」について



北海道立文学館特別展
 
「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」について
 
五十嵐秀彦



さる2月2日、札幌市中島公園内の北海道立文学館で特別展「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか~」のオープニングセレモニーが開催されました。
この特別展は、北海道の俳句の歴史を江戸時代から現代までを、文学館収蔵品やこの展示のために地方から貸し出してもらった資料などの展示によって辿る文学展です。
 
私は今回の特別展の企画に参加いたしましたが、この展示を通して、開拓期からこの北方の地で苦難の月日を送った人々の心の支えとして俳句があったということを、ご来館の皆さまにぜひ知っていただきたい、感じ取っていただきたいと願っています。
 

入植者の人たちの俳句、政治弾圧から逃れて来た人たちの俳句、アイヌ民族の人たちの俳句、樺太から引き揚げて来た人たちの俳句、炭鉱労働組合の俳句。
北海道の歴史の節々で俳句は人々を支えました。
それは言い換えれば、時代に翻弄された民衆のつぶやきの記録であるのかもしれません。
そうした北海道独自の歴史の上に、現在の北海道俳句があります。

わたしは、北海道の俳句というものに日本の他の地域の俳句とは異質な性格を感じております。
いわゆる近畿地方を中心として涵養されてきた俳句文芸の、ある意味でラテン的な花鳥諷詠に対して、北海道俳句には内省や抽象性を内包した北方詩の性格があるのではないかと思っています。

現代のコーナーでは、今の北海道で活躍している俳人たちの作品も展示されています。北方詩としての視点で北海道俳句を見直すことも意義あることではないでしょうか。
また、この特別展は、ただ過去の展示だけで終わらせるものではありません。
「どこから来て、どこへ行くのか」がテーマなのです。
しかし未来は展示できません。

その中で未来を展望する際のひとつの手がかりとしてAI俳句の展示も行っています。北大大学院の山下准教授の全面的な協力をいただき、「AI一茶くん」という名のAIシステムが会場に設置されています。モニターから観客がインタラクティブに参加できるシステムです。
これもひとつの目玉となっておりますので、お見逃しないように。

未来の展望については、展示会場を飛び出します。
文学館地下講堂を会場として下記イベントを予定しています。

◆俳句展記念・大学生による公開歌会・句会
 「俳句vs短歌 異種格闘技戦」

  2月24日(日)14:00~
  定員60名、当日先着順(所要約1時間半)
  コメンテーター 山田航(歌人)、五十嵐秀彦(中北海道現代俳句協会会長)

  短歌実作  岐阜亮司・宮川漣・山口在果(北大短歌会)
  俳句実作  音無早矢(道教大札幌)、村上海斗(北海学園大)、角田萌(道教大旭川)

◆~山下倫央北大大学院准教授によるAI俳句講座~
 「 A I が 俳 句 を 作 る ま で 」(仮題)

  3月9日(土)13:30~
  定員80名、2月23日から電話受付(所要約3時間)
  講師 山下倫央(北海道大学大学院准教授)他※脚注


◆道内俳人による座談会
  「北海道の俳句~どこへ行くのか~」

  3月16日 14:00~
  定員80名、3月2日から電話受付(所要約1時間半)

  講師 安田豆作、瀬戸優理子、鈴木牛後、松王かをり (俳人)司会 五十嵐秀彦

◆俳人・佐藤文香講演会
  「佐藤文香の俳句サーカス~言葉で俳句を作ろう」

  3月17日 14:00~
  定員80名、現在電話受付中(所要約1時間半)
  俳句募集テーマは「生物」締切2月末日

展示会という静的な表現に対し、イベントという動的な表現を併行して開催することで、北海道の俳句の姿を立体的に捉えようという企画となっております。
この特別展は3月24日まで開催されています。一人でも多くの方に文学館にご来場いただき、さまざまな体験をしていただきたく、よろしくお願いいたします。


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2月2日のオープニングセレモニーに際しては、開館50年記念北海道文学館俳句賞受賞式も行われました。
大賞(最優秀賞)は天塩町の井口寿美子さん、優秀賞は旭太郎さんと籬朱子さん、未来賞は
三品吏紀さん、道下いずみさん、柳元佑太さんがそれぞれ受賞されました。

籬朱子さんと三品吏紀さんは私たち俳句集団【itak】の幹事メンバー。
また、これまでに【itak】に参加されたみなさんが、多数入選されました。
力作ぞろい、ほんとうにうれしい授賞式となりました。おめでとうございます。

※注1 3/9(土)の企画は俳句集団【itak】イベントとの共催となります。
この回については【itak】でもお申込みをお受けしております。


北海道立文学館 特別展 「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか」
http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html
【お問い合わせ】 公益財団法人北海道文学館
TEL 011-511-7655
FAX 011-511-3266
 http://www.h-bungaku.or.jp/

2017年3月27日月曜日

◇俳句及び文芸文学イベント情報等◇

俳句集団【itak】事務局です。

今週末の講演会と来月のトークショーのご案内です。


(1)第26回中北海道現代俳句大会・講演会

 ◆日時:平成29年4月2日(日)13:00から
 ◆場所:札幌サンプラザ(札幌市北区北24条西5丁目)
 ◆講演:五十嵐秀彦「吉村昭と尾崎放哉~逃げるひと~」


 ※参加無料となっておりますが、受付にてお名前を頂戴いたします。事前申込歓迎。
 ※講演会のあとは顕彰・大会となります。引き続き傍聴いただいても構いません。



(2)「北海道の暮らしと季語・しんぶん新習慣『聞いてわかる!連続講演会』第5回」

昨日3/26(日)の北海道新聞朝刊に「北海道の暮らしと季語・しんぶん新習慣『聞いてわかる!連続講演会』第5回」のお知らせが掲載されました。

当会代表五十嵐秀彦さんと北海学園大学教授・田中綾さんによるトークショーです。


ただいまリレー連載中の「北のうた暦」の執筆者が語る俳句・短歌の季節感。
お時間がおありの方は是非ご応募ください。


◆日時:4月23日(日)13:30~
◆会場:北海道新聞本社1階「Do-Box」
(中央区大通西3丁目)
◆応募締切:4月13日

※申し込み多数の場合は抽選となります。
※参加無料ですが申し込みが必要です。
 下記アドレスに、「住所、氏名、電話番号、人数、「うた暦」」と明記してお申し込みください。


  mc-hp@hokkaido-np.co.jp


2017年3月22日水曜日

◇俳句及び文芸文学イベント情報等◇

俳句集団【itak】事務局です。

年度末で慌ただしくなって参りました。
花粉の飛散も始まっておりますので皆さんどうぞご自愛ください。
春から初夏にかけての俳句及び文芸文学イベント情報等のお知らせです。
お時間がございましたら各々よろしくお願いいたします。


(1)第26回中北海道現代俳句大会・講演会のご案内

 ◆日時:平成29年4月2日(日)13:00から
 ◆場所:札幌サンプラザ(札幌市北区北24条西5丁目)
 ◆講演:五十嵐秀彦「吉村昭と尾崎放哉~逃げるひと~」


 ※参加無料となっておりますが、受付にてお名前を頂戴いたします。事前申込歓迎。
 ※講演会のあとは顕彰・大会となります。引き続き傍聴いただいても構いません。



(2)第62回全道俳句大会・作品募集と定期総会・記念講演のご案内

 ★北海道俳句協会では第62回全道俳句大会作品を募集しております。

 未発表作品2句一組、1000円(何組でも可・前書、ルビ不可)にて出句できます。
 締め切りは3月30日(必着)。
 所定葉書と郵便振替用紙がございますので道俳事務局までお申付けください。


 ◆問合先:001-0901 札幌市北区新琴似1条7丁目1-2 田湯 岬方
  北海道俳句協会 011-765-1248
 
 ★定期総会・記念講演


 ◆日時:平成29年6月4日(日)13:00から(12時受付開始)参加無料
 ◆場所:札幌すみれホテル(札幌市中央区北1条西2丁目)
 ◆講演:櫂 未知子「陸封の文学-ユニークな俳人たち-」


 ※講演会に先立ち定期総会(含各賞顕彰)・俳句大会を行います。
 ※総会・大会・懇親会への参加希望は締め切りまでに送付先に問い合わせください。



(3)第2回文学フリマ札幌のご案内及び参加者募集

 昨年好評裏に終了した文学フリマの第2回がこの夏もテレビ塔にて開催されます。
 今回も俳句集団【itak】の出店ブースを確保。

 皆様の句集や結社誌などの委託販売等をお受けいたします。
 詳細は事務局・青山酔鳴までお問い合わせください。
 当日は是非お遊びにいらしてください。後日詳報いたします。



(4)北海道新聞朝刊コラム「新・北のうた暦」連載のお知らせ

 3月1日から北海道新聞朝刊で「新・北のうた暦」の連載が始まっています。
 執筆陣は以下。

 <俳人>五十嵐秀彦、石川青狼、久保田哲子、橋本喜夫、安田豆作
 <歌人>田中綾、月岡道晴、山田航


 毎日リレーで連載されています。

 【itak】にもゆかりある今の北海道で元気な書き手を集めた画期的な企画です。
 夕刊の俳句時評や日曜版の文芸欄と合わせて、是非ご購読ください。



2016年3月24日木曜日

第25回中北海道現代俳句大会・講演のご案内


俳句集団【itak】です。

第25回中北海道現代俳句大会が下記日程にて開催されます。
大会に先んじての講演を当会幹事、久才秀樹さんが務めます。
中北海道現代俳句協会員以外の方も自由にご参加いただけます。
お誘いあわせの上是非お運びくださいませ。



◆日時:平成28年4月3日(日)13:00から

◆場所:札幌サンプラザ

     札幌市北区北24条西5丁目
     TEL:011-758-3111


◆講演:久才秀樹 北海道新聞文化部記者・俳句集団【itak】幹事

◆演題:「横山大観展と足立美術館」

講演の後の俳句大会についてもご見学はご自由となっております。
※ご入場は無料・ご予約不要ですが、受付にてお名前をお知らせくださいませ。