第75回俳句集団【itak】イベント・講演会
明治36年「ホトトギス」に発表した「温泉百句」をめぐって論争になり、虚子との距離が開いていった碧梧桐は、明治39年から足かけ5年にわたる全国行脚の旅に出る。これをまとめた紀行文「三千里」と「続三千里」。彼が訪れた土地では俳誌や句会が生まれ、多くの句碑や書も残されている。第一次行脚の明治40年2月25日から5月3日の間、碧梧桐は北海道に滞在した。今回は「三千里」に記された北海道の記録から北海道の俳誌・句会の往年の隆盛を拾いだし、それらの今日の状況について繙いてみたい。
*ところ 北海道立文学館・講堂
(札幌市中央区中島公園1-4)
*参加料 一般500円、高校生以下無料
◆第1部 講演会 河東碧梧桐『三千里』を読む
~北海道の俳誌・句会隆盛の記録と今日~
講 師 増 田 植 歌(俳人/ホトトギス・雪華・笠寺同人)
◆第2部 句 会 当季雑詠2句事前投句・3句選
◆懇親会 17時半より 会費4000円(受付時支払)申込締切9/6(金)
いろはにほへと すすきの南7条店 011-533-0330
札幌市中央区南7条西3丁目ベル7番館地下1階(先着20名)
■増田植歌(ますだ・うえか)
1965年札幌生まれ。2012年ホトトギスへ投句開始、
2021年同人。雪華・笠寺同人。
日本伝統俳句協会会員、北海道俳句協会事務局、
北海道文学館評議員。札幌市北区在住。