2015年10月28日水曜日

『Bocket(ぼけっと)』第2号・好評発売中です!



俳句集団【itak】です。

第21回イベントには発売が間に合わなかった、鴨々川ノスタルジア公式ムック『Bocket(ぼけっと)』第2号はただいま好評発売中です。

当会幹事である山田航責任編集、まちの風情をぼけっと愉しむ、すすきのの端を流れる鴨々川2.5キロの流域マガジン。
 
文学館のある中島公園を含むススキノのお話や書き下ろし怪談も収録しております。
税込定価1000円、以下の書店にてお求めくださいませ。
 
 
第10号まで、年に一度の刊行予定です。
第1号も絶賛販売中。

《店頭取扱い店舗》
・札幌市内コーチャンフォー 全店舗
・紀伊国屋書店 札幌本店
・三省堂 大丸札幌店
・三省堂 札幌ステラプレイス店
・文教堂 札幌駅前店
・文教堂 すすきの店(ラフィラ内)
・丸善 北1条通り店
・MARUZEN & ジュンク堂 札幌店
・市内コンビニエンスストア
  

2015年10月23日金曜日

第22回イベント トークショー『いま、狸小路があたらしい!』(再)


明治6年前後に誕生した狸小路は、全国の都市と変わりない駅前ゾーンと異なり、界隈性と独創性に満ち溢れ、歩くだけでも楽しいストリートです。私は昔から大好きで、この周辺にオフィスを構えて40年近くになります。
最近は、3代目、4代目の店主が登場し、商店街としても大きな転換期を迎えています。西の端っこや東の端っこにユニークな店が多く、またアーケードのない所にも狸小路ならではの魅力が満ちています。そんな老舗商店街の今を、歴史をひも解きながら隠れたエピソードと共に語ってみたいと思います(和田由美)。
  
  <第22回俳句集団【itak】イベントご案内>

*と き  平成27年11月14日(土)
       午後1時~4時50分
*ところ  北海道立文学館
      (札幌市中央区中島公園1番4号)
*参加料 一般500円、高校生以下は無料

●第1部  トークショー
       『いま、狸小路があたらしい!』
       トーク 出版「亜璃西社」・エッセイスト
             和田 由美

●第2部  句会(当季雑詠2句出句)

●懇親会のお申し込みもお受けしております(詳細以下)。
 詳細お問い合わせはEメール

itakhaiku@gmail.com)へ。
 

◆イベント後・懇親会のご案内◆

今回の懇親会は瀬戸優理子さんの現代俳句新人賞受賞祝いと忘年会を兼ねて開催します。懇親会は通常通り、イベントへご参加くださった方のみのお申込をお受けします。

 会場:札幌パークホテル ピアレ(2階席) 札幌市中央区南10条西3丁目
 時刻:17:30~19:30
 会費:3500円(飲み放題つき)
   ※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。
  ※中高生、小学生はお問い合わせください。

準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
懇親会申し込みの締切は11月10日とさせて頂きます。
以降はお問い合わせください。
 
 

2015年10月21日水曜日

俳句募集イベントのお知らせ~松尾芭蕉の台北風景~

 
俳句集団【itak】です。
北国からは遠く台北から、俳句募集イベントのご案内をいただきましたのでみなさんにお知らせします。
 
臺北市政府觀光傳播局の運営する、「台北友街(まちまち)~友達がいる台北町~」ではFaceBook企画「松尾芭蕉の台北風景」と題する俳句募集イベントを開催中です。以下は概略、詳細はHPにてご確認ください。
また投票にはFBのアカウントが必須となります。ご了承ください。


台北友街~友達がいる台北町~ http://japan.travel.taipei/index.html

◎応募内容      
「台北友町」サイトでは、台北の旅行情報をテーマで詠んだ未発表の俳句を大募集!応募頂いた俳句はFBのいいね!によって人気投票し、一番人気があった作品を詠んだ友達に、東京(成田)―台北の無料往復航空券をプレゼントします!また、応募頂いた俳句の中からもう一名を抽選し、同様に、東京(成田)―台北の無料航空券をプレゼント!
      
◎応募資格    
日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。       

◎応募期間     
2015年9月22日(火)~11月15日(日)
 
◎応募方法 
HP上から必要事項を入力の上、応募してください。http://japan.travel.taipei/events_2.php


 

2015年10月18日日曜日

『ゆっきーが読む』~第21回の句会から~ (最終回)


『 ゆっきーが読む 』 (最終回)
 
~第21回の句会から~

安 藤 由 起
 
 
 キャタピラの跡八月の濡れた砂    藤原 文珍

句をつくるとき、「説明しない」ように気を付けている。説明の句ほどつまらないものはない。が、気を抜くとついやってしまう。一切の説明を排したことで生まれる、無機質さの中の生々しい気配に心惹かれる。


 影のないおとこ四五人風の秋     信藤 詔子

影のない男とは、故人のことだろうか。そして、秋の風ではなく、風の秋。風の吹きすさぶ中で、男たちは何をしているというのか。句意は正直よく掴めないが、俳句という短い詩形ゆえの広がりが、読み手の想像力をかきたてる。
 
 
 唸り出すロボット掃除機日短か    遠藤ゆき子

使ったことはないが、決まった時間になると勝手に掃除を始め、終わると自分で定位置に戻っていくらしい。健気に働く姿がかわいいと人気だ。日も傾きかけた頃、突如として開始された掃除に驚く様子が伝わってくる。


 パンストのパンより秋の深まりぬ   青山 酔鳴
 
「〇〇から△△が始まる」系の類想・類句は多そうだが、「パン」はおそらく初めてじゃないだろうか。生身の人間の生態を句に落とし込む、独特のウィットが見事。今年も「パン」から秋が深まってきた。
 
 
(了)

 

2015年10月16日金曜日

『ゆっきーが読む』~第21回の句会から~ (その2)


『 ゆっきーが読む 』 (その2)
 
~第21回の句会から~

安 藤 由 起
 

 柿くってぼんやりしている一日中   トモヤックス

ある意味、一番衝撃を受けた句。確信犯的な投げやりさ加減が20~30代男性の作品かと思ったら、最年少参加の小学生のものだった。柿食へば鐘が鳴るなり・・・
の現代版とでも言うべきか。柿のおいしさにスポットを当てつつも虚無感を漂わせ、おまけに時間経過まで表現するのだからすごい。


 桃すする血は濃淡をくりかへす   橋本 喜夫

「あなたは半年前に食べたものでできている」という書籍が売れているとか。たっぷりの水分をたたえた桃が体内に吸収され、やがて血となり体内をめぐる。医療従事者らしい視点が面白く、「すする」という表現にも勢いがあって好きだ。アレルギーで桃が食べられなくなって久しい自分としては、恨めしい限りだが。


 蓑虫の蓑言の葉を紡ぐごと     栗山 麻衣

今年の夏、実家の車庫に蜘蛛が大量発生した。ぐるぐる巻きの糸の中に、オレンジ色が透けて見える直径5mmほどの卵塊を割りばしで何個も取った。中身のことを考えると、気持ち悪い。しかし、子を成すために懸命につくったものだ。掲句もそんな愛の形を写しとったのかもしれない。


 
(最終回につづく)