2014年5月11日日曜日

俳句集団【itak】第13回イベントは無事終了いたしました。



昨日は俳句集団【itak】の第13回イベント トークショー・句会にお越しいただきまして誠にありがとうございました。
俳人 五十嵐秀彦と歌人 山田航による【itak】旗揚二周年記念トークショー読(詠)まずに死ねるか!~短詩型文芸の可能性~いかがでしたでしょうか。どうぞご感想などをお寄せ下さいませ。
 
今回の参加総数は77名、句会は投句66名の大句会となりました。
懇親会にも多数のご参加をいただき、心より感謝いたします。
今回は句会の参加者が多数のところ幹事の欠席が多く、句評・自句自解の時間をあまりとることができませんでしたが、みなさまのご協力でスムーズに進めることができました。ありがとうございました。
当日の参加者数が未知の句会なので回ごとに状況が変わりますが、ふらりとやってきていただいて句会に参加していただくことは【itak】にとって大切な部分です。次回から運営方法を見直して、
より一層の句会の充実を図りたいと思います。

 また第一部の抄録については改めてこのブログにてご報告させていただきます。
 
また、「句会評」「人気五句」「読む」企画などを随時アップの予定です。只今皆さんの原稿を鋭意募集中です(ごめんなさい、原稿料はありません)。 

itak】のブログは参加されたみなさんの発表の場でもあります。記事についてのコメントやツイッター等での評を頂けますと大変に励みになります。また、みなさまの作品もお寄せください。既発表作でも構いません。エッセイ、回文、短歌、どんなジャンルでも結構です。どうぞよろしくお願いします。
 
次回は7月12日(土)13:00から、北海道立文学館・地下講堂にて開催の予定となっております。
第一部は『 北海道の古民家について 』題して、古民家鑑定士・江崎幹夫氏による講演会を予定しております。全国の多様な建築様式が広く残っている北海道の古民家建築とその保存についてのおはなしを伺います。みなさまお誘いあわせのうえ、イベント・句会にご参加くださいませ。
詳細は改めてご案内いたします。
以下のメールアドレスに随時お問合せくださいませ。 

 

本日のところは取り急ぎの御礼まで。
今後とも俳句集団【itak】をどうぞよろしくお願いいたします。

 

俳句集団【itak】幹事一同

 

2014年5月8日木曜日

俳句集団【itak】第13回イベント 講演会・句会は明後日です!



俳句集団【itak】事務局です。
去年は遅かった桜も今年GWに間に合いましたね。
俳句集団【itak】第13回イベント トークショー・句会はいよいよ明後日です。
天気予報は晴れですが、どなたさまもお気を付けてお運びくださいませ。
当日参加も大歓迎です。どなたさまもご遠慮なくお越しください。



<第13回俳句集団【itak】イベントご案内>

*と き  平成26年5月10日(土)午後1時~4時50分
*ところ  北海道立文学館(札幌市中央区中島公園1番4号)
*参加料 一般500円、高校生以下は無料

●第1部  俳人 五十嵐秀彦と歌人 山田航によるトークショー
       
 『 読(詠)まずに死ねるか!~短詩系文芸の可能性~ 

●第2部  句会(当季雑詠2句出句)
●懇親会のお申し込みもお受けしております
 詳細お問い合わせはEメール(itakhaiku@gmail.com)へ。


※今回も休憩時間などに、某有名俳人から【itak】に寄贈された約170余冊の文芸書を無料でお分けします。お互いに譲り合いつつ、ご遠慮なくお持ちください。


 

2014年5月6日火曜日

『あまい!!!』より山田耕司を読む ~青山 酔鳴~



ネットプリント俳句同人誌 『あすてりずむ』でおなじみの小早川忠義氏の編集・発行による『あまい!!!』をダウンロードしてきた。

薔薇を背負ったベルサイユな装丁に、これまで『あすてりずむ』に参加している金子敦(ラスカル)氏と、新登場・山田耕司氏の各十句が並んでいる。わざわざ『あまい!!!』とロゴを打たなくても十分甘くね?くらい思いながら拝読。ふむふむ踏む踏む。よろしい甘さ。甘さのダブルトールラテ(実はスタバとかよくわかっていない酒呑み)。

ネットを拝見する限りラスカル句に関する記事は結構多いと思われるので、天邪鬼な酔鳴としてはオートマティックに山田耕司句を読ませて頂こうと思う。


評に有りがちな曲解があるとは思うが、作者・編集者等関係者各位には寛容な心で受け止めていただきたいと平に平に願う(先に言っとくけどごめんなさいってことですよ~♪)。


 服を着て逢ふほかはなし宵桜


宵桜じゃなくても外に行くときには一般的に着衣。当たり前っちゃ当たり前。なのについてる「ほかはなし」。ここに切ない大人の恋を見なくてあなた、いったいどうしましょ。桜の香りには麻薬成分があるといわれるが、恋する心に尋常というものがあってもまったくつまらない。アカシアでも連翹でもなく、宵桜。恋とは見るものではなくするものである。


 つちふるやたて線上のここは臍


この臍、若い。だって「たて線上」だもの。経年でこの器官は結構な確率で、経度方向に向きを変える。こりゃもう脱いでる脱いでます。裸のマハbyフランシス・デ・ゴヤ。「つちふる」を持って来て、線に子午線を思わせて、地理的要因をカモフラージュしているけれど、これはスッキリとした臍を露出させた様を詠っているのだ。個人的には背骨も好きだ、下の方。


 この桃をひでおと名付くひでお剥く


名前を付けてから剥くなんて相当に悪趣味な。だいたい桃は女性っぽいのに「ひでお」と名付けて。BL俳句ってやつですか。いや、ひでおを剥いているのは女かもしれないけれど。皿にもとらずに剥いたひでおをがぶりじゅるじゅるとくちに運ぶ。ここにもやはり逃げ切れないエロスがある。あるいはサトゥリュヌスの大口が(またゴヤか)。


 卵黄は背泳ぎなりや春深空


卵を割ると卵黄に胚が見える。卵白の海を背泳ぎでいくや卵黄。青を深める春の空。もの皆活き活きとし、生命力に溢れる季節。卵も牛乳も、春になると一段と旨さを増すものだ。滋養と強壮は恋に不可欠なものであれば、やはりここは基本の卵。おふたりでたんと召し上がれ。


 ゆく春の乳首吸ふ歯のたてごこち


万緑には早いが吾子の歯生え初むるかんじである。春爛漫。て。そんなわけないでしょ。この乳首はたて線上の臍のひとの乳首でなくてはならない。詠んでいるのは歯の持ち主である。十句並んでいることで、この句も直球にセクシャルである。その胸の丘の個性によって歯のたてごこちはまったく違うのだろうな。ゆく春。夏にもこの恋は続いているのかな。



今回はじめからしまいまで、山田耕司氏がさらりとならべたものについて、わたしは「エロ甘」と名付けたい。耕司句のもつエロ甘さ加減。今般上梓の『エロティック・セブン』などにも通ずるウェット感。水をたらしたら濁るスピリッツのように、じわじわと脳内を侵食する。この甘さ。この苦さ。この粘性。わたしは軽い中毒性すら覚えてしまう(彼の十句にウットリ来たそこのあなた。嗜好に問題があるかもしれません。あと、一番気に入った句は内緒)。



ラスカル句については良菓の甘さを湛え、いつもながらの優しい味わいもある。そうであれば、この酒嚢飯袋である酔鳴が読まずとも、優しく明るく上品に読んでくれるひとが別にある。甘味は酒で摂りたいわたしには耕司句の苦甘さこそが心地よいのである。



☆青山酔鳴(あおやま・すいめい 俳句集団【itak】幹事 群青同人)



*追記*

やっぱりラスカル句も読ませていただきます(^^;えへへ。


 朧夜のゲーム画面に経験値


まだ若いころ、春先の慌ただしい時期に当時の社長と喧嘩になったことがある。稼ぎ頭に無理難題我儘放題で納得のいかないことが続いたので堪忍袋の緒が切れた。
繁忙期だったにもかかわらず無断で会社を3日あまり休み、テレビの前に布団を引っ張り出し、寝るまでゲーム醒めたらゲーム、食料はスルメと缶ビール。信長の野望と三国志とパルテナの鏡だったと思う。電話には出ない。当時は携帯もなかったし。
ずっとテレビゲームをやっているともうなんだか夢とうつつの際がわからなくなって、脳味噌がすべてぼんやりとなってしまった。人間自分で馬鹿になれるもんだね。
この句を読んで思い出した過去の出来事は今ではもう懐かしいけれど、「経験値」というものが常にプラスに働くとは限らないことも多い現状など、少しく身につまされ、まさしく朧夜のようなもの、近眼乱視の眼球ではさらに激しくぼんやりと・・・。
ひとり親方の今はもう、ゲームに逃げて経験値を稼ぐこともできないよ。
そういえばラスカル句としては今回の十句はややビターかもしれない


※『あまい!!!』より金子敦を読む ~久才透子~はこちら


2014年5月4日日曜日

瀬戸優理子 『結婚指環』 一句鑑賞 ~籬 朱子~




 団栗や音階が野に溢れだす

 
秋になると団栗のみならず、枝から色々な木の実や果実が落ちて来る。
 
まさに,秋=fall。

一陣の風が吹いて団栗が木道を打つと木琴の様な音が響くし、

流れに落ちると”ポチャン ポチャン”という水の音がする。

落ち葉の上ならパラパラと。

<音階が野に溢れだす>とは、こんな秋ならではの
 
豊かな音との出会いではなかろうか。
 
 


☆籬 朱子(まがき・しゅこ 俳句集団【itak】幹事 銀化)




2014年5月2日金曜日

第13回俳句集団【itak】イベントのご案内(再)


第13回俳句集団【itak】イベントのご案内(再)です。


俳句集団【itak】事務局です。
去年の桜は遅かったけれど今年の桜はGWに間に合ったようですね。

第13回のイベントまであと1週間となりました。
どなたさまもお気軽にご参加ください。
なお当日は札幌ドームに於いて「福山雅治」のライブが開催されます。
市内交通機関、宿泊施設などの混雑が予想されますのでご注意くださいませ。



下記内容にて【itak】の第13回 トークショー・句会を開催いたします。
どなたでもご参加いただけます。
今回は俳句集団【itak】旗揚2周年を記念して、代表・五十嵐秀彦と幹事・山田航による抱腹絶倒()トークショーを行います。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
第一部のみ、句会の見学のみなどのご参加も歓迎です。
また、実費にて懇親会もご用意しております。お気軽にご参加ください。

◆日時:平成26年5月10日(土)13時00分~16時50分


◆場所:「北海道立文学館」 講堂
     札幌市中央区中島公園1番4号
     TEL:011-511-7655


■プログラム■

 第一部 トークショー 『読(詠)まずに死ねるか!~短詩系文芸の可能性~』
 俳人・五十嵐秀彦VS歌人・山田航

 第二部 句会(当季雑詠2句出句)※投句締切13時
 <参加料>
 一   般  500円
 高校生以下  無  料(但し引率の大人の方は500円を頂きます)


※出来る限り、釣り銭の無いようにお願い致します。
※イベント後、懇親会を行います(実費別途)。
 会場手配の都合上、懇親会は事前のお申し込みが必要になります。
 会場および会費など、詳細は下記詳細をご覧ください。


※今回も休憩時間などに、某有名俳人から【itak】に寄贈された約170余冊の文芸書を無料でお分けします。お互いに譲り合いつつ、ご遠慮なくお持ちください。


 






 
■イベント参加についてのお願い■

会場準備の都合上、なるべく事前の参加申込みをお願いします。
イベントお申込みの締切は5月7日とさせて頂きますが、締切後に参加を決めてくださった方もどうぞ遠慮なくこちらのメールにお申込み下さい。
なお文学館は会場に余裕がございますので当日の受付も行います。
申し込みをしていないご友人などもお連れいただけますのでどなたさまもご遠慮なくお越しくださいませ。
参加希望の方は下記メールに「第13回イベント参加希望」のタイトルでお申込み下さい。
お申し込みには下記のいずれかを明記してくださいませ。
①講演会・句会ともに参加
②第一部講演会のみ参加
③第二部句会のみ参加(前日までにメール・FAXなどで投句して頂きます。)
特にお申し出のない場合には①イベント・句会の通し参加と判断させて頂きます。

■懇親会詳細と参加についてのお願い■

 会場:銀の蔵
    札幌市中央区南7条西3 (煉瓦造一軒家)

 時刻:17:30~19:30
 会費:3500円(飲み放題つき)

※イベント受付時にご精算をお済ませください。
※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。

準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
懇親会申し込みの締切は5月5日とさせて頂きます。
以降はキャンセル待ちとなりますがお問い合わせください。
参加希望の方はイベントお申し込みのメールに ④懇親会参加 とお書き添えください。

   
itakhaiku@gmail.com

ちょっとでも俳句に興味ある方、今まで句会などに行ったことのない方も、大歓迎です!
軽~い気持ちで、ぜひご参加ください♪
句会ご見学のみのお申込みもお受けします(参加料は頂戴します)。

北海道立文学館へのアクセス
※地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分
※北海道立文学館最寄の「中島公園」駅3番出口をご利用の際には
①真駒内駅方面行き電車にお乗りの方は進行方向先頭部の車両
②麻生駅方面行き電車にお 乗りの方は進行方向最後尾の車両に
お乗りいただくと便利です。




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