俳人は名句を詠むことに一生懸命である。しかし名句を名句たらしめるのは読者である俳人だ。俳人は名句を詠むことばかりに躍起にならず、読者として名句を押し上げることにも傾注して欲しい。俳句はレトリックでできている。名句を鑑賞するためには個人の学識や才能はそれほど重要でなく、レトリックを細かく検証・分析することで可能になる。今回のイベントでは名句を鑑賞するにはレトリックを解剖してゆくことが肝要であることを強調したい。
*と き 2023年5月13日(土)13時~16時50分
*ところ エルプラザ・4階中研修室(中央区北8西3)
*参加料 一般500円、高校生以下無料
・コロナ対策の為完全予約制・時前投句のみ、欠席投句なし。
・受付開始は12時55分頃、場内の指示に従ってください。
◆懇親会は17時半より先着20名にて開催します。
・会場 かんろ本店(北区北9条西3丁目1・徒歩5分)
・会費 4000円 ・締切 5/7(以降お問い合わせ下さい)
●第1部 講演会「いのちの俳句鑑賞」出版記念
『名句の鑑賞法―名句をレトリックで解剖しよう―』
講 演 橋本 喜夫 ( 雪華主宰・【itak】幹事 )
●第2部 句 会 当季雑詠2句事前投句・3句選
■ 橋本 喜夫 (はしもと・よしお)
1957年 厚岸郡霧多布生まれ。40歳で俳句を始める。2016年 雪華主宰を継承。銀化同人。現代俳句協会、俳人協会に所属。北北海道現代俳句協会賞、第12回加美俳句大賞スエーデン賞、第26回鮫島賞、第5回俳句界賞大賞、第35回北海道新聞俳句賞などを受賞。第一句集『白面』(文學の森)第二句集『濳伏期』(書肆アルス)。
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