2012年11月23日金曜日

【itakスタッフ】りっきーリポート#3 若いっていいなぁ(笑)の巻


11月10日、晴れ。
この日は今年最後のitakのイベント句会。スタッフは皆気合が入っておりました。
なぜならば、句会終了後に「ジ・ン・パ!(ジンギスカンパーチー!)」 があるから(笑)
itakは句会後、懇親会を行うことは少なく年二回ほど。参加者個人ではそれぞれ句会後に食事に行ったりしてるようだけど、大勢でわぁっと騒ぐことはあまり無いんだよねぇ。
とにかく今回はそれを糧に準備を頑張ってきましたさ。ふふふ。

さて、りっきーリポートは毎回高校生を中心に追っかけております。
今回も琴似工業高校文芸部から2名の学生と顧問の先生が参加してくれました。 
あいにくこの時期は2年生は修学旅行だそうで、残念ながらの2名のみ。
んん~~まぁ仕方ないよね。
こう年齢層がバラバラな句会だと、彼らはやっぱりアイドル的存在なんだよねぇ。
彼らから選を頂いたオネエサマ方はいたって超ご機嫌(笑)。場が盛り上がります。
そして相変わらずオイシイ所は全部かっさらっていく高校生達。やるなぁ(笑)

今回は2名のみの参加。んん~~、ちょっと寂しかったね。
今回彼らの句会参加の様子を見ててふと感じたのは、なんか妙に堂々としてるというか、場に馴染みきっているというか。
もちろん参加してもう2回目・3回目だから空気に慣れたせいもあるんだろうけど。
気になるので懇親会のときに顧問の先生にお話を伺ったら、どうやら文芸部の中でも句会を開いてるそうで。
着々と場数を踏んで、成長しているんだねぇ。うんうん。

講評する生徒をどっしり構えて見守る先生。最初は生徒の付き添いから、今や先生も一参加者となりました。

このitakという集団は、以前から言うように結社や句会の垣根を越えて集まってる超結社の集団。
結社の主宰クラスの方も、歌人も高校生もみんなitakの中では横一線に並んで、ただただ俳句を楽しむ。真剣かつゆる~~い時間が流れております。
そして俳句を通じて穏やかな笑い声と笑顔があります。 学生や初心者の皆はまずitakで「俳句って、こんなに楽しい!」という事をしっかりしっかり心に刻んでほしいなぁ。

次の句会は年が明けて1月12日(土)。
色々と忙しい時期だと思うけど、今回以上に人数来てくれると嬉しいなぁ。
あ、それと他の学校さんもitakに興味あるけど、句会に出ようかどうしようかウズウズしてる方、思い切ってメール送ってみませんか?

句会に出なくてもとりあえずアポだけ取ってみるっていうのもアリですよ?(ニヤリ)

2012年11月14日水曜日

【itak】第4回イベントを終えて

【itak】第4回イベントを終えて    五十嵐秀彦
 
「ハラハラするしかない」 
 

 

人数が多ければいいとはもちろん思わぬが、正直言って「勢いだけが売りでしょ」なんて身も蓋もない思いもある。
参加者43名。

5月から始めて隔月開催で4回目。何の後ろ盾もなく毎回参加者が入れ替わりつつも、 この人数を集めているのは意外だ。
特に今回は、事前情報だと30名そこそこかもしれないとの予想だった。

まあそんなときもあるだろうし、4回目にして落ち着き始めたのかもしれないとも思ったのだが、当日になって飛込み参加がかなり来てくれて、あわてて席を用意するようなことになった。

そんな会場のちょっとした混乱を眺めながら、これからも【itak】は私をハラハラさせるに違いないと、ぼんやり考えていた。
後ろ盾がないということはそういうことなのだ。

そして、限られた仲間だけ集まっての句会とは違う、先の見えないことをしようとしている限り、私たちは毎度毎度ハラハラするしかないのである。

そんなことをこもごも考えさせられながら、俳句集団【itak】第4回イベントが11月10日、中島公園の道立文学館講堂を会場に開催された。

第1部には現役ハンターの高橋千羅思さんの講演をセットした。
この不思議な名前はもちろん本名ではなく、俳号である。
そしてこの俳号は、酒場放浪記で有名な吉田類さんの命名で、千羅思さんは類さんの主宰する北舟句会の会員なのだが、今回の講演では俳句とは関係なくあくまでハンターとしての話をうかがう目的でお願いした。





その内容は近く抄録として当ブログにUPしたいと思うが、普段知ることのない野生動物の話が大変刺激的で、最後のお酒の脱線話も含め聴衆の興味をひきつけ好評であった。


俳句のイベントながら、俳句だけにこだわらない多様な企画をこれからも考えていきたい。3回に1回ぐらいはそんな広い視野からの企画を入れていけると面白いと思っている。
その意味で、今回の講演は成功だっただろう。



第2部の句会も3時間近い長丁場にもかかわらず、ダレることもなく長さを感じさせないテンポで進行できた。



俳人協会、現代俳句協会、フリー、初心者、高校生、そして歌人も入り乱れての、実に豊かな「言葉の宴」が繰り広げられ、そしてそれがお開きになったとき、さあ来年はもっとハラハラしようじゃないか、と私は思っていた。
そして、おそらく幹事全員がそう思ったことだろう。


第5回は1月12日(土)、会場・道立文学館講堂、午後1時から開始の予定。
どうぞ、【itak】が展開する「事件」の目撃者であり当事者になってください。
誰もがその権利を持っているのです。
お待ちしております。




2012年11月11日日曜日

俳句集団【itak】第四回 講演会・句会は無事終了しました

昨日は俳句集団【itak】の第四回 講演会・句会にお越しくださいまして
誠にありがとうございました。
道立文学館に拠点を移してから二度目のイベントとなりました。
『猟夫(さつお)が語る北海道野生の今』と題しての講演会はいかがでしたでしょうか。
今回の参加総数は43名、充実した句会になりました。
みなさまには心より感謝いたします。


講演会・句会の概略については改めてこのブログと
フェイスブックページにてご報告させていただきたいと思います。
また、これまでのように「選評」「人気五句」「○○が読む」企画も準備しております。
先日から句会にご参加いただいた方の作品をお寄せいただく
「俳句ギャラリー」もはじめました。
【itak】のブログはみなさんの発表の場としても開いていきたいと考えています。
句座のひとつとして一緒に育ててくださいませ。
発表したものについてはコメントやツイッター等での評、コメントを頂けますと
大変に励みになります。どうぞよろしくお願いします。


今後も奇数月第二土曜日を定例として会を重ねてまいりたいと思います。
句歴にかかわらない俳句の喜びを一堂に会して分かちあいましょう。
俳句集団【itak】にご賛同・ご参加をいただければ幸甚であります。


次回は年が明けまして1月12日(土)13:00からの予定となっております。
皆様お誘い合わせのうえ、イベント・句会にご参加くださいませ。
お問い合わせは事務局あてメールにて随時承っております。

itakhaiku@gmail.com

ただいまのところは取り急ぎの御礼まで。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2012年11月5日月曜日

「薔薇を買う」    瀬戸 優理子



 
 
 
☆瀬戸優理子
 
  『橋』『卵の会』(現在終刊)を経て、現在『WA』同人。
  現代俳句協会会員。平成23年、第29回現代俳句新人賞佳作。
  次男5歳となった今年から10年ぶりに句会に復帰。
 
  blog:癒詩空間  http://iyasi355.blog.fc2.com/blog-entry-621.html


「いつの続き」    久保田 哲子

 
 
 
 
 
☆久保田 哲子

  初めての俳句は10歳のとき
  初めての句会は18歳から
  「白魚火」「梓」を経て「百鳥」無鑑査同人
  句集『白鳥来』『青韻』

 
 
 
 

『俳句ギャラリー』始めます

俳句集団【itak】事務局です。
しばらくブログ更新が滞ってしまいました。
季節はすっかり晩秋です。第4回講演会・句会まであとわずかとなりました。
ブログについても巻き直してまいりたいと思います。

【itak】俳誌としての当ブログに、参加者の方から作品をお寄せいただきました。
不定期になりますが、今後『俳句ギャラリー』として公開いたします。

俳句集団【itak】の句会にご参加いただいた方には
自由な発表の場としてこちらを開放したい所存です。
俳句に限らず、短歌・詩・評論・小文をお寄せください。
今月の俳句ギャラリーは今夜18時公開です。