2022年1月7日金曜日

第59回俳句集団【itak】イベントのご案内

2021年、休会に次ぐ休会を耐えた企画がいまここに! 

俳人文人画家として知られる与謝蕪村。『濳伏期』で第35回北海道新聞俳句賞を受賞した俳人で「ブソニスト」を自認する橋本喜夫氏が、蕪村の世界をご案内します。

*と   き 2022年1月15日(土)13時~15時50分

*ところ 教育文化会館4階講堂(中央区北1西13

*参加料 一般500円、高校生以下無料


●第1部 講演会                                      

『蕪村の世界へようこそ~ブソニスト(蕪村愛好家)の迷宮~』

    講 演 橋本 喜夫( 雪華主宰itak】幹事 )

●第2部  句 会 当季雑詠2句事前投句3句選

コロナ対策の為完全予約制事前投句のみ、欠席投句なし。

受付開始は1255分頃、場内の指示に従ってください。

年度内の懇親会はございません。

Eメール itakhaiku@gmail.com まで必ずお申込みください。

謹賀新年2022・新年詠

 俳句集団【itak】です。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2022年・新年詠をご高覧くださいませ。

俳句集団【itak】幹事一同





















御降りのなほも激しきポプラかな   五十嵐秀彦

地球は微熱控えめな初日の出      久才 秀樹

雪といふ雪の輝き初鴉        鈴木 牛後

初東風やフェリー埠頭の吹曝し    青山 酔鳴

猫舌の試練と思ふ雑煮かな      三品 吏紀

賑はひの戻る餌台花の春      近藤由香子

費用対効果さておきお元日      窪田 瑞星

初風呂や人魚の濡れてゐる尾鰭    増田 植歌

生ほし立つ吾子健やかに年男      田口くらら

磨かれてはにかむ薬缶福沸し      籬  朱子

ほんたうに明けてから書く賀状かな  中村みずほ

かごめかごめ令和四年の初景色    平  倫子

寒落暉白樺林の中にあり      梶  鴻風

吉野紙ひと撫でをして筆始      林  冬美

美しき叔母も老いたり小豆粥      松王かをり

真っ白な行間のごと去年今年      梨山  碧

乳飲みし赤子のつむじ去年今年    大原 為流

首都高の橋梁に居る初日の出      頑黒 和尚

出し抜けに年玉を父母の手へ      安藤 由起

闇をゆく図鑑の鯨去年今年      橋本 喜夫