俳句集団【itak】
「イタック」とはアイヌ語で「言葉」の意味。北海道の俳句状況を俳句そのものの力でもっと面白いものにしようという集団の ブログです。
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『無量』評
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2014年3月2日日曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~久才 秀樹~
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句集『無量』の一句鑑賞 久才 秀樹 秒針の速度牡丹雪の速度 五十嵐秀彦 こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、 春待つ氷雪。「津軽には七つの雪が降る」という歌があるが、 北国の雪は7種類どころではなく、毎 ...
2014年2月28日金曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~岩本 茂之~
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句集『無量』の一句鑑賞 岩本 茂之 はまなすや語り部として地に翳る 五十嵐秀彦 3年前、日本最東端 ・根室半島の先端にある納沙布岬に行った。どっしりと低くて太い灯台からは歯舞諸島がよく見え、北海道が千島列島と...
2014年2月26日水曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~恵本 俊文~
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句集『無量』の一句鑑賞 恵本 俊文 こときれてゆく夕凪のごときも の 五十嵐秀彦 2013年12月29日夜。 東京、新宿のゴールデン街にある「裏窓」という店にいた。 故・浅川マキさんの曲名を店名とした狭...
2014年2月17日月曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~栗山 麻衣~
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句集『無量』の一句鑑賞 栗山 麻衣 無頼派と生活人の万華鏡 五十嵐秀彦 いやあ遅くなってすんまそん。五十嵐秀彦さんの第一句集「無量」面白く読ませていただきました。イタック内部であんまり褒め合うのもどうなのかなーと思いつつ...
2014年2月15日土曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~鈴木 牛後~
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句集『無量』の一句鑑賞 鈴木 牛後 沫雪やわれらと呼ぶに遅すぎて 五十嵐秀彦 「われら」には独特の郷愁の匂いがする。なぜだろうか。 「われら」と聞いて思い出すものがふたつある。 ひとつは大江健三郎の「われらの時代」。学...
2014年2月13日木曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~高畠 葉子~
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句集『無量』の一句鑑賞 高畠 葉子 靴底の雪剥がし黙剥がしけり 五十嵐秀彦 雪の朝。前を歩く人の靴底の凹凸をそのまま残し剥がれゆく雪に見とれた事があった。そのシーンは長く私の記憶にとどまっている。いつかこのシ...
2014年1月5日日曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~安藤 由起~
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句集『無量』の一句鑑賞 安藤 由起 その細き身をその旗として夏野 五十嵐秀彦 リフレイン構造の句である。 <窓ぬぐふ人惜しみ年惜しむとき> <靴底の雪剝がし黙剝がしけり> <幻影となり父の声雪...
2014年1月3日金曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~久才 透子~
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句集『無量』の一句鑑賞 久才 透子 虚子の忌の飛行機雲をくぐりけり 五十嵐秀彦 飛行機雲は、人が作り出した雲である。 頭上にできた飛行機雲。 はるか高いところにあって、大きな空に消えてゆく。 高浜虚子は、言うまでもな...
2013年12月27日金曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~今田 かをり~
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句集『無量』の一句鑑賞 今田 かをり うららかに行方知れずとなりにけり 五十嵐秀彦 秀彦さんに初めて会った時、それは第一回itakの会場でだったが、どこか無頼の風が吹いていた。さらに言えば、集中に 〈沫雪やわれらと呼ぶに...
2013年12月25日水曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~籬 朱子~
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句集『無量』の一句鑑賞 籬 朱子 一睡の花の気配とともにあり 五十嵐秀彦 曰く言い難く素敵な句である。 一睡の主体が作者なのだとすると、花の色やかをりとともにある、この幸福感は夢と現の間を言い留めている。一睡の主が花とい...
2013年12月17日火曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~青山 酔鳴 ~
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句集『無量』の一句鑑賞 青山酔鳴 赤とんぼ無数失踪者無数 五十嵐秀彦 ほんの数年前まで、このひとの名前も存在も知らなかった。こうして句評を書かせていただけるようになるなど、出会いとは全く不思議なものである。 どちらかというと不...
2013年12月15日日曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~山田 美和子~
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句集『無量』の一句鑑賞 山田美和子 月照らす机上流砂のごとき文字 五十嵐秀彦 シネマを想わせる句である。すでに一つのシーンが完成されている。 あとは各々好きな脚本で仕上げればよい。 シルクロードで駱駝に乗ろうか、ロレンスに逢いに...
2013年12月13日金曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~三品 吏紀~
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句集「無量」の一句鑑賞 三品吏紀 五十嵐秀彦氏の最初にして最後(?)の句集、「無量」の一句鑑賞ということで、駄文ながらもここに句評を書かせていただく。 全然見当違いな事を書くかもしれないが、そこは勘弁していただきたい。 「無量」出版直後は、様々な方がS...
2013年12月11日水曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~小笠原 かほる ~
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句集『無量』の一句鑑賞 小笠原かほる 五十嵐秀彦氏句集『無量』を読む 「無神論」より 大寒や人は柩を空に置く 五十嵐秀彦 私が5歳の時に父方の祖父が亡くなった。 それは私にとって記憶に刻まれる初めての葬儀の参...
2013年12月9日月曜日
句集『無量』の一句鑑賞 ~大原 智也~
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句集『無量』の一句鑑賞 大原智也 奪ひあふ刻のかたみや古暦 五十嵐秀彦 この句を読んで、思い浮かんだのは祖母の部屋。 砂壁に貼ってある日めくりは、 現在も亡くなる前日の3月3日で止まっている。 それまでちぎり取っていた1枚1枚こそ...
2013年11月27日水曜日
五十嵐秀彦第一句集『無量』から ~平 倫子~
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五十嵐秀彦第一句集『無量』から ―― 寺山ワールドという通過点 ―― 平 倫子 手に馴染みやすいフランス装の本である。今年 1 月の 【 itak 】 の会で、山口亜希子さんにお会いして、魅力的なお人柄...
2013年11月25日月曜日
五十嵐秀彦句集『無量』書評 ~山田 航~
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五十嵐秀彦句集『無量』書評 山田 航 ・・・冬と無常と断絶と・・・ 冬の句が多い句集だ。そして無常感と諦念に満ちている。著者は札幌市在住、一九五六年生まれの俳人。俳誌「藍生」と「雪華」に所属している。「雪華」...
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