2017年6月1日木曜日

第32回イベント 講演会『新・北のうた暦』と 大岡 信


   

 3月から始まった北海道新聞朝刊のコラム『新・北のうた暦』。道内俳人・歌人複数名に依るリレー連載は初めての試みとのことです。執筆勢は俳句集団【itak】とゆかりのある方も多く、たいへん親しみを感じ、毎朝の楽しみのひとつともなりました。

 また、先日行われた北海道新聞社主催「しんぶん新習慣」の講演会『北海道の暮らしと季語』には多くの申し込みがあり、会場を大きな場所に移しての開催となったそうです。『新・北のうた暦』の執筆者である俳人・五十嵐秀彦と歌人・田中綾がそれぞれの立場から話す、俳句・短歌に秘められた季節感などをたくさんの方が興味深く聴かれたことと思います。

 今回はこれらのコラムや講演会を担当する北海道新聞記者・古家昌伸さんが、この企画が生まれた背景や意義を語るとともに、朝日新聞「折々のうた」でも知られる詩人の大岡信さんや、大岡さんとも親しかった詩人の谷川俊太郎さんの仕事などについて語ります。



古家昌伸(こいえ・まさのぶ)
1961年秋田県生まれ。89年北海道新聞入社。文化部は3度目の配属で、文化面担当デスクなどを経て、編集委員として「うた暦」を担当。今や伝説?のクラシック音楽マガジン「季刊ゴーシュ」(2011年休刊)の発行にも携わった。芸術文化全般が好き。お酒はもっと好き。





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