「イタック」とはアイヌ語で「言葉」の意味。北海道の俳句状況を俳句そのものの力でもっと面白いものにしようという集団の ブログです。
「白濁の…」 白い曇り空と赤いナナカマドの実のコントラストが鮮やか。「白濁」の措辞の選択もオリジナリティがあって良いと思います。「雑煮箸…」 類想はあるかもしれないが実感が伝わります。「喉の奥…」「台所…」 リズム、措辞ともにもう少しこなれれば、と思います。
「白濁の」の句、なんといっても「白濁」という表現が素晴らしい。雪もよいの曇り空の下で輝いている「ななかまど」、その赤が鮮やかです。「雑煮箸」の句、「言葉少なき父と居て」がもっと効果的に響く季語が、他にあるような気がするのですが・・・探してみて下さいね。
「白濁の」の句。 お二人の書かれている通り、「白濁」というチョイスが上手。「ななかまど」はとても小さい物なのに太陽のような暖かみのある作品。
「白濁の」の句、その景色は幾度も目にしているものの私は旨く表現できませんでしたが、そうか・・これだ!と素敵な表現に感心しました。 「台所」の句、ひょっとしてニンジン苦手なのかな・・っと思ったり。「雑煮箸」の句、父親にしかない内なる言葉はきっと沢山ある(はず)です。たまに問いかけて引っ張り出してみるのもいいかもしれない。
正々堂々と俳句と言葉と対象に向き合っている姿勢が、伝わってきます。しっかり一つづつ、じぶんの言葉をつかんで行っているのですね。ご家族のことは、詠み続けていくといいと思います。「喉の奥空気入りて」の句が、好きです。とうふ
白濁の空に輝くななかまどまさに今の景です。蝦夷の人には見馴れた景も日本という視点で見ると、異国の様な輝きが見えてきます。雑煮箸言葉少なき父といて我が父もそうでした。父親からしてみると、それでも目出度く嬉しいお正月の膳なのでしょうね。
喉の奥空気入りて秋の朝 爽やかな句で、とても好きです。いつもの朝より、空気が少し冷たくなったのでしょう。 息を深く吸い込んだのか。おしゃべりしていたのか。
白濁の空に輝くななかまど 初冬の空なのか、秋の空なのか白濁では不明喉の奥空気入りて秋の朝 中七まではいい、喉で季節を感じるのであれば明確な季語が要る台所匂うニンジン母の居る 母が居て人参匂ふ台所 なら俳句的に許せる雑煮箸言葉少なき父といて 父が言葉少ないのは当たり前だが、これはこれで事実として可初夢や指折り数え山を見る 「や」で切れてるから初夢の説明はしなくていいが、意外なものを数えた方がいい、飛躍が欲しい(突飛ではなく)(※事務局註:俳句甲子園に勝つための添削を頂きましたので事務局が代理で投稿しました)
「白濁の…」 白い曇り空と赤いナナカマドの実のコントラストが鮮やか。「白濁」の措辞の選択もオリジナリティがあって良いと思います。
返信削除「雑煮箸…」 類想はあるかもしれないが実感が伝わります。
「喉の奥…」「台所…」 リズム、措辞ともにもう少しこなれれば、と思います。
「白濁の」の句、なんといっても「白濁」という表現が素晴らしい。雪もよいの曇り空の下で輝いている「ななかまど」、その赤が鮮やかです。
返信削除「雑煮箸」の句、「言葉少なき父と居て」がもっと効果的に響く季語が、他にあるような気がするのですが・・・探してみて下さいね。
「白濁の」の句。 お二人の書かれている通り、「白濁」というチョイスが上手。「ななかまど」はとても小さい物なのに太陽のような暖かみのある作品。
返信削除「白濁の」の句、その景色は幾度も目にしているものの私は旨く表現できませんでしたが、そうか・・これだ!と素敵な表現に感心しました。 「台所」の句、ひょっとしてニンジン苦手なのかな・・っと思ったり。
返信削除「雑煮箸」の句、父親にしかない内なる言葉はきっと沢山ある(はず)です。たまに問いかけて引っ張り出してみるのもいいかもしれない。
正々堂々と俳句と言葉と対象に向き合っている姿勢が、伝わってきます。しっかり一つづつ、じぶんの言葉をつかんで行っているのですね。ご家族のことは、詠み続けていくといいと思います。「喉の奥空気入りて」の句が、好きです。
返信削除とうふ
白濁の空に輝くななかまど
返信削除まさに今の景です。蝦夷の人には見馴れた景も
日本という視点で見ると、異国の様な輝きが見えてきます。
雑煮箸言葉少なき父といて
我が父もそうでした。父親からしてみると、
それでも目出度く嬉しいお正月の膳なのでしょうね。
喉の奥空気入りて秋の朝
返信削除爽やかな句で、とても好きです。
いつもの朝より、空気が少し冷たくなったのでしょう。
息を深く吸い込んだのか。おしゃべりしていたのか。
白濁の空に輝くななかまど
返信削除初冬の空なのか、秋の空なのか白濁では不明
喉の奥空気入りて秋の朝
中七まではいい、喉で季節を感じるのであれば明確な季語が要る
台所匂うニンジン母の居る
母が居て人参匂ふ台所 なら俳句的に許せる
雑煮箸言葉少なき父といて
父が言葉少ないのは当たり前だが、これはこれで事実として可
初夢や指折り数え山を見る
「や」で切れてるから初夢の説明はしなくていいが、意外なものを数えた方がいい、飛躍が欲しい(突飛ではなく)
(※事務局註:俳句甲子園に勝つための添削を頂きましたので事務局が代理で投稿しました)