俳句集団【itak】

「イタック」とはアイヌ語で「言葉」の意味。北海道の俳句状況を俳句そのものの力でもっと面白いものにしようという集団の ブログです。

2016年4月3日日曜日

『やぶくすしハッシーが読む』 ~第24回の句会から~ (最終回)

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『 やぶくすしハッシーが読む 』 (最終回)   ~第24回の句会から~ 橋 本 喜 夫      啓蟄の思はぬ足の速さかな        籬   朱子 前述の「蟻穴を出る」の句と相似形の内容を詠んでいるが より余白を拡げた作り。啓蟄のころ出てく...
2016年4月1日金曜日

『やぶくすしハッシーが読む』 ~第24回の句会から~ (その4)

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『 やぶくすしハッシーが読む 』 (その4)   ~第24回の句会から~ 橋 本 喜 夫      牡丹雪唇向けて避けられて              綾 けっこう悲しくておかしい句。上五で切れて読めば牡丹雪のふるなか、時は卒業シーズンであろうか、...
2016年3月30日水曜日

『やぶくすしハッシーが読む』 ~第24回の句会から~ (その3)

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『 やぶくすしハッシーが読む 』 (その3)   ~第24回の句会から~ 橋 本 喜 夫      健忘を都忘れと差し替える         村元 幸明 健忘という病的な状態 と季語の「都忘れ」(植物)を言葉あそびとして捉えた秀品。季語の本意を無視し...
2016年3月28日月曜日

『やぶくすしハッシーが読む』 ~第24回の句会から~ (その2)

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『 やぶくすしハッシーが読む 』 (その2)   ~第24回の句会から~ 橋 本 喜 夫    凍ゆるみ畦も呼吸をしたりけり       角田   萌 中七以下の措辞を生かすために、たとえば「雪解け」「斑雪」とかだと平凡。寒明けだとあまりに漠然として...
2016年3月26日土曜日

『やぶくすしハッシーが読む』 ~第24回の句会から~ (その1)

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『 やぶくすしハッシーが読む 』 (その1)   ~第24回の句会から~ 橋 本 喜 夫    抜けられぬ仕事があり、出れなかったがまたしても大量参加人数。御同慶の至りである。と他人行儀なあいさつをしました。目が回る忙しさと言うが、1週間前から良性発作性頭...
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[itak](イタック)は北海道に新しい俳句の文芸運動を展開出来ないかと、結社や経歴を超えて集まった集団です。
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